CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

【読書】競売ナンバー49の叫び

2019-01-14 14:47:24 | 読書感想文とか読み物レビウー
競売ナンバー49の叫び  作:トマス・ピンチョン

意味不明だった
どうも、海外にも純文学というジャンルがあるようで、
その一端でないかと思うんだが、
さっぱり理解できなかった、
つらつら、電車に乗りながら、何日もかけて読むには
決して適さない本であったと思うのであります

とはいえ、ちょっとは読んだという証拠に、
なんとなく、理解したような部分を書いておくと、
或るとき、資産家が死んだ
その資産をあまり関係があるとは思えない女性が引き継ぐことになったんだが、
その資産の中に謎の切手があって、それが、アメリカを巻き込んだ
反政府組織の生きた証拠であるような、ないような
そんなお話でありました

この筋だと、俄然面白そうな、
なんだったら、ダンブラウン的なものでないかと
わくわくしてしまうのだけども、
描写が、らんちきに過ぎるといえばいいか、
薬でもやってんじゃないかという描写ばっかりだったり、
主人公の女性の独白と、妄想と、後悔と、体験が
いったりきたりしすぎていて
意味がわからないので、本当に、
注意深くというか、さらさらっと読んで理解しようというのが
無理というお話なのが怖いところ
結局なんだったのか、途中で、歌劇が凄いたくさん盛り込まれていて、
これって、そもそもそういうお話だったのかしらと
首を傾げたくなるような感じなんだが
それもまた、反政府組織というものを示唆する
レトリックというか、仕掛けだったんだそうで
あとがき読まないと、意味がわからんと思ったのでありました

とりあえず、読んだということだけ書いておいて
いつだったかの、テジュコール同様に
自分には早すぎたというか、読めない本でありましたとさ
年末年始に読むもんでもなかったわ
でも、こんなときにしか読めない本でもあったかもしれない

いだてん  坊ちゃん

2019-01-14 00:29:44 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「いだてん」
視聴完了しました
いよいよ主人公の金栗氏の生い立ちが語られるというところで、
記憶に新しい田原坂の戦いやら、
少し前の坂之上の雲を彷彿とさせるというか、
ともかく、明治の活気といえばいいか、
その姿が描かれていて、それだけで満足だったようにも思うのであります

内容は、なぜに足が速くなったかと
それだけの説明であったようにも思うけども、
人となりが、なるほどと伝わる内容で、
さらにいうと、嘉納先生と浅からぬ縁があったというのが
肝でありました
同じくして、志ん生も追っかけていくのが、
謎というでもないが、不思議に思えてならないのだけども、
あれはあれで、まったく本筋と違う物語として
なんか面白そうだと見入ってしまったのであります

まったく思いもしなかったけども、
森山未来の身のこなしがずば抜けていて
ちょっと度肝を抜かれたのでありました
凄いな、役者さんというのは、やっぱり体を使う仕事なんだなと
改めてひしひし思い知った次第でありました
あの動きと、演技を見ているだけで
なんというか、凄い楽しい気分になったから
ただ単に、森山未来が好きなだけなのかもしれない
あの軽快な動きと、はつらつとしたところは
ずっと観ていたいと思うような魅力があるな

その連れ合い役なのか、橋本愛が久しぶりに出ていて、
かなりいい感じの役回りで、舌なめずりしているシーンだけで
観ている価値があったと、そう思わされるような
ステキな表情で、こちらも今後どたばたしてくれるのが
楽しみでならんのでありました

綾瀬はるかも、相変わらずだけども、
見事なというか、上手い女優さんになったなぁと
偉そうな見方をしてしまうのだが、
とても自然に、楽しそうな雰囲気が伝わってくるし
画面が出てるだけで華やかになるってのは
凄いことだなと感嘆したりを繰り返して

とりあえず、二話も終わったというところでありました
話が動かないから、どうともいいようがないが
また次回を楽しみにするのであります