アディダスVSプーマ もうひとつの代理戦争 著:バーバラ・スミット
知らないこととは恐ろしいもので、
アディダスとプーマが、同族だったなんて
まるで思わずに、その起こりと今に至る確執、
途中で瓦解すらも経験したそれぞれの企業の歴史が
非常に興味深く読める一冊でありました
スポーツがカネになると、そこに気付き、それによって
数多くのものが生まれたのだなと
オリンピックや、サッカーワールドカップに
思うところをふくまされたのでありました
意外に感じたのは、アディダスのほうが技術屋集団からの成り立ちという部分で、
逆なんじゃなかろうかと勝手に思っていたわけなんだけども、
プーマのほうが売り方が上手い企業という
そういう位置づけになるんだろうかなと読んでいけば、
売り方も技術もアディダスのほうが上手かったと
まぁ、そういうお話でもありました
ただ、親族の様々な諍いや、力関係なんかもありながら
そのあくどいまでのビジネススタイルが
次々と浸透していく部分に衝撃を覚えたりしながら
これもやはり、以前に読んだナイキの話と同じく、
日本がマーケットとしても、技術仇としても出てくるのが
非常に面白いのでありました
特に、日本のサッカーシーンに入り込んでくる
アディダスの猛攻が面白くて、そこに中村俊輔なんかが絡んできたり
今思えば、日本代表がアディダスなのも不思議といえば不思議なんだけど
こういうからくりがあったのかと感心したりと
ともかく面白かったのでありました
そのアディダスも迷走を続けて、ろくでもない経営者を迎え入れたり
オーナー一族の混迷があったり、結構大変だったんだなと
考えさせられる場面ばかりだったのでありました
現在のスポーツにおける、カネの問題というのは
こういう企業が一端というか、ほぼすべての元凶でもあるのだなと思わされて
なんとも、面白いものだと思い知ったのであります
商業主義というものの恐ろしさというべきかしらね
知らないこととは恐ろしいもので、
アディダスとプーマが、同族だったなんて
まるで思わずに、その起こりと今に至る確執、
途中で瓦解すらも経験したそれぞれの企業の歴史が
非常に興味深く読める一冊でありました
スポーツがカネになると、そこに気付き、それによって
数多くのものが生まれたのだなと
オリンピックや、サッカーワールドカップに
思うところをふくまされたのでありました
意外に感じたのは、アディダスのほうが技術屋集団からの成り立ちという部分で、
逆なんじゃなかろうかと勝手に思っていたわけなんだけども、
プーマのほうが売り方が上手い企業という
そういう位置づけになるんだろうかなと読んでいけば、
売り方も技術もアディダスのほうが上手かったと
まぁ、そういうお話でもありました
ただ、親族の様々な諍いや、力関係なんかもありながら
そのあくどいまでのビジネススタイルが
次々と浸透していく部分に衝撃を覚えたりしながら
これもやはり、以前に読んだナイキの話と同じく、
日本がマーケットとしても、技術仇としても出てくるのが
非常に面白いのでありました
特に、日本のサッカーシーンに入り込んでくる
アディダスの猛攻が面白くて、そこに中村俊輔なんかが絡んできたり
今思えば、日本代表がアディダスなのも不思議といえば不思議なんだけど
こういうからくりがあったのかと感心したりと
ともかく面白かったのでありました
そのアディダスも迷走を続けて、ろくでもない経営者を迎え入れたり
オーナー一族の混迷があったり、結構大変だったんだなと
考えさせられる場面ばかりだったのでありました
現在のスポーツにおける、カネの問題というのは
こういう企業が一端というか、ほぼすべての元凶でもあるのだなと思わされて
なんとも、面白いものだと思い知ったのであります
商業主義というものの恐ろしさというべきかしらね