さて、猫空もすっかり堪能したので、
ゴンドラにのって下山、ゴンドラでは家族連れの車両に
同乗することとなったんですが、
まぁ、奥さんが終始すごい不機嫌顔で怖い
闖入して申し訳ございませんでしたと
ただただ、祈るような思いを抱きつつ
そそくさと逃げ出したのでありました
本当に怖かった、なんでだろうか、なんかしたのかしら
さて、MRTでまた町の方へと戻り、
そろそろ昼飯を食べようと移動
目指すは、小籠包が有名な明月湯包(ミンユエタンパオ)
町の小料理店といったらいいか、さほどに広くない店内で、
混雑するなか、ほとんど厨房というか作業場の横という
客席としてどうなんだという場所で食事
まぁ、食べられればいいやってなもんなので
あんまり気にしませんが、さておきであります
まずはカニみそ入り小籠包(220元)とネギ餅(50元)
正直、ネギ餅は多すぎるかなと思いつつも、
ついつい頼んでしまったのでありますけども
案の定、脂っこさにげっつりという具合でありました
一人で食べつくすというのは、難しいものであります
でもおいしかった
どちらもそうなんだが、結構味付けが濃いといいますか
どっしりとした食べ応えで、おなかにどすんとたまった感じでありました
おいしいんだけども、重い、そんなに食べられない
そういう感想で驚いてしまったのである
しかし
このエビチャーハンが抜群でありました
めちゃくちゃ旨い、これは非常にわたくし好みの味でして
あっさりというか、さっぱりとした感じながら
絶妙な塩加減でさらさら食べられる
何よりも、エビのぷりぷり加減がまぁ、本当にもう、
俺って日本人だなと改めて感じ入るほど
エビおいしいと感激したのであります
小籠包が有名な店だけども、ここはチャーハンの方がいいんじゃないか
そんな風に思ってしまったのであります
どうせなら湯的なものを何か頼んでおけばよかったと
少しだけ悔みつつも、大変おなかにたまる昼飯で満足
さて、次の場所へと移動を開始したのでありました
到着したのは北門
話の構成がおかしいと、書いてて自分でも思ったんですが
本当にそういうルートだったんだから仕方ない
昼飯の店から、結構離れてるというか
もっと途中に寄るところあるだろうと
そんな塩梅なんですけども、
数少ない台北の史跡を訪ねてみようと、
次の目的地、迪化街に行く途中にある、北門を訪れました
このとき気づかなかったんですが、この北門が
西門から驚くほど近くて、なんといったらいいか、
台湾の地下鉄は、便利になったと思ったけども、
いつからか、駅を造ることが目的になってしまったんじゃないかと
ちょっと余計なことながら心配してしまったのである、余談
とんでもなく雨脚が強くなってきたので
ちょっと困ってしまいましたが、史跡北門を観光
まさか、道路の真ん中にただぽつんとあるとは
思わずに驚いてしまったのでありますけども
当時のままだと思われる、でっかい門扉というかゲートがあったのです
清朝の時代のものだと伺っておりましたし、
ここから日本が進出したような歴史があったと
うろ覚えながら思い出したりしながら
しかし、あまりにも扱いが粗末
眼前には台北郵便局もあって、なんとなしレトロな風情でありますが
ともかく広い道路と高架の下にあって
なんというかな、扱いが雑だなと思わされたりしたのであります
旅情を覚えながら、迪化街へ向かいます
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