CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

八重の桜  新しい日々へ

2013-04-07 20:44:27 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「八重の桜」
視聴完了であります
ちっとも好転していかない内容というのは
息が詰まるようで、はかなくていけませんね
そんな感じで、まさに
つかの間の平和といった八重の婚儀とその後
そして、その裏でありました

婚儀の楽しげな感じはかなりステキでありまして、
特に、八重がしていたかんざしの見事さには目を見張りました
あれは、本物なんだよな、すげぇ鼈甲細工だったように見えたんだが、
小道具にしても、かなり凝ったそれだと
ほれぼれしてしまいました
そのためか、わざわざアップで写すというか
クローズアップしてたし、見事であります

そして、何気に写されていた絵蝋燭もステキでありまして、
確かあの柄は、八重紀行だったかなんだかで、
綾瀬さんが作ってたのと同じ柄でないか
もしかすると、あのときのそれなんだろうかと
思ったり考えたりするのであります
どっちにしろ、なんというかほのぼのステキでありましたね
紅さすシーンで、あれこれ暗喩などと思ってしまうあたり
どうにもな感じでありますが(下世話な)

その後、新婚夫婦にやきもきするという
清涼剤となる、お父っつぁまとのやりとりも
非常に微笑ましくてステキでありました
そうだ、こういうのでいいんだよ、こういうので

と、思っていたら、京都のほうはもうすっかり酷いことに
というか、薩摩の暗躍っぷりが露骨に酷いなと
改めて、明治維新を思うのでありました
薩摩というか、西郷という人がやはり
凄かったということなのかなと思うのですけども、
政治的なそれに、会津には一切かかわる人材がいなかった
そう見えてしまって、残念なのであります
というか、幕末の雄藩以外はみんな会津みたいだったんだろうか
もっと、他の藩の幕末も見たいなぁと思ってしまうところであります

そして、待ちに待った岩倉卿の登場に
にやにやがとまらない感じだったんですが
あの風貌と、あの感じはステキだなぁと
実によいと相好を崩してしまったのでありますが、
ただ、あの様子だと、マゲゆえないから
本当じゃないよなとも思ってしまうのであります
岩倉卿は、マゲあってこそよな

そういった、いかにも幕末というおどろおどろしいそれと
平行するようにして、華やかな八重たちとも異なり
一人、苦悩していく兄つぁま
白内障による視力低下という、かわいそうなそれでありましたが
目が見えなくなるというのは
本当、ショックだろうなと、人のこととは思えず
自分に置き換えて身震いをしてしまったのでありました

もっとも、視力のありなしは
人の能力に差をつけるそれではないと
そのうち描かれるかと思うと
それはそれで、楽しみなのでありますけども