CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

かつを菜とわさび菜

2011-12-05 22:25:01 | 食べ物飲み物
そして、唐突に九州の特産品であります
本当にそうなのかわかりませんが、
知り合いがいうところでは、福岡博多あたりでは
大変メジャーなものなんだそうで、
見た目は菜っ葉なんですが、それぞれ、
独特の風味と辛味がある葉菜であります

メジャーな使い方として、
かつを菜については、お正月の雑煮にいれるんだそうで、
不思議なもので、カツオの味がするとかなんとか、
そんな馬鹿なとか思いながらも、
なんとなし楽しみにして、これもまた煮てというか、
ラーメンの具材にしてみたのであります

結果としましては、まぁ、確かに
カツオのような風味がある気がせんでもないと、
ずいぶん遠まわしになってしまう感想を抱くにいたる
調理方法が悪かったかもしれないし、
もらったそれが、ちゃんとしたかつを菜だったんじゃ
ないのかもしれないと、あれこれ思ったりするものの
まぁ、それはそれとして、不思議ながら面白い食べ物だと
感心しきりでありました

ちなみに生で食べると、青臭さと独特の苦味というか、
辛味とはちょっと違う、苦さが強くて、
生食にはむかないなぁと火を通して正解だと
感じ入ったのであります

そして、もう一つ、わさび菜であります
名前のとおり、わさびの菜っ葉のほうかと思いきや、
これもまた九州の野菜なんだそうで、
かじるとわさびみたいな味がする菜っ葉ということでありました
早速生でかじってみたわけですが、これはアレだ、
わさびじゃなくて、からしだ、からし菜じゃないのか?
そう思ったりするほど、ぴりぴり辛い菜っ葉でありましたが、
たぶん高菜の仲間なんだと思われます
あの独特の辛味よりは、確かにわさびの辛さに近いかもと
より鋭い辛味を堪能できるのはなかなか面白く
生でも割りと食べられるのが印象でありました

こちらも煮て食べてみたのですが
煮てしまうと辛味がかなりというか、ほとんど落ちてしまい
なんというかもったいないことしたかもなと
ちょっとだけ残念に思ったところ
とはいえ、あっさりさっぱり食べられる葉ものとしては
なかなかに、どちらもクセがあって面白かったと
たぶん、もう一度食することはそうそうないだろうと
残念に思いながらも記しておくのであります

こういう郷土の作物というのは
現地で、それなりの料理屋で食べるのが
一番よいですなと、当たり前のことを
思ったり考えたりしながら、郷土料理を食べ歩くたびとかも
してみたいものだと、夢想を描いておくのでありました
鍋物のおいしい季節であります