CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

江~姫たちの戦国~ 江戸の鬼

2011-08-21 20:43:30 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「江」

三成に殺されそうだからと風説の流布を行う家康の
巻き添えを食う形で江戸に移ることとなる江
茶々にだけ別れを告げて、あとはさりげなくという
割とひどいことする女だなと思われながら、最後、
旦那が呼びつけた三成との飲み会に参戦
三成いいやつじゃん、みたいな雰囲気で終了
江戸に移ったところ、強力な姑が参戦してくる
乳母ごときにどうなのか、わからないまま、
女の悲劇に身を投じていくのであります

長い割りにちゃんとつかみきれてません
さて、そんなわけで、江がとうとう江戸に移動
そして世の中は、着実に関が原に向かうといったところ
三成は結局融通のきかない、若手公務員みたいな扱いで、
老獪な生え抜き中途採用の家康に
あっという間にやられてしまうみたいな構図となった様相
ちょっと性急に過ぎるというか、秀吉のときとの
あまりの差になんというか、がっかりというか、なんというか
もうちょっと、段階をつけてほしかったとか思わなくもないところ
まぁ、仕方ありませんね

とはいえ、謀略らしきものをめぐらせる場面なんて
おいそれと見られなくなっていたこのごろ
着実に縁戚を固め、挑発を続けていくというところは
非常にすばらしいと思われる
こういうシーンをどんどん見たかったのだと
思ったり考えたりしつつ、対比するように
さめた目でなるほどなと分析して、それなりに
家を意識しはじめる秀忠というのは悪くないと
思うのであります

ただ、秀忠が家康を嫌いながらもそこが凄いといっているという
そんな具合に見えてしまいまして、江がなんかして
見直し始めたとかでないところが、
なんともかんとも残念というか、江によって、
あの親子の仲がよくなるといったような
そういうファンタジー路線ではなくなるのは、
望んだとおりであるのに、なぜか、しっくりこない
不思議な気分なのでありましたとさ

姑とかはどうでもいいんだが、
相変わらず女サイドみたいなのを見せる手法が、
昭和初期の家庭みたいでやだなぁと思ったり考えたり
ぼんやりしながら、来週はちょっと
血気盛んな感じなので楽しみにしておくのであります
もうすぐ関が原だなぁ