ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




昨日は長いのを読んでいただいて、どうもありがとうございました。読まれるのも大変でしたよね、きっと

さて、そんなわけで今日は短くいきましょうー。

 

といいつつ、まず最初に業務連絡(的なもの)からなのです。

緑ちゃん倶楽部の詳細につきまして、このブログのコメント欄の方へ、既に何件かご質問をお寄せ頂いております

しかしながら、行き違いや、見落としなどでご迷惑をお掛けするのを防ぐため、

こちらで、一両日中に「緑ちゃん倶楽部専用メールアドレス」を公開させて頂きますので、

ご質問は、そのアドレス宛てに、改めてお送りいただきたく思っております。

大変申し訳ございませんが、いましばらくお待ち下さいますよう、お願い申し上げます

 

さて。

 

いよいよ昨日から、僕のCP80Mの弦の総張替え作業が始まっておりまして、なかなか、大忙しとなっております。

昨日は、工房で作成していただきました、例のフェルトハンマーを、CPに装着。うおー

(トップの写真でも、既に奥に見えているハンマーがフェルトなのをご確認頂けると思います)

 

そして今朝、後々「どう音が変ったのか」を検証できるように、朝8時から、この“フェルトハンマー&古い弦”の状態の音を一人で録音。

うーむ、この時点で、やはりもう音が変っている。特にアタックの音が、全然違う。面白いなー

そして、9時からは調律師のAさんにお越しいただきまして、午前中3時間、昼食を挟みつつ、さらに6時間、19時までの作業デーでした

まあ、僕は、横にいただけなんですけれどもね(←役立たず(笑))。

 

それにしても、今日は全ての弦を外す作業からスタートだったのですが、これからして、もう予想をはるかに超える、大変なものでした

ピアノの弦って、とにかく強い。超強力な鋼鉄で出来たものでして、低音弦ですと。針金というよりも、もはや鉄の棒

そりゃーもう、固いのなんのって

 

これを緩めるだけでも、恐ろしく力と根気のいる作業だということがわかりました。

途中、ちょっとお手伝いさせて頂いたのですが、満身の力でペンチを握らなくてはならず、

あっという間に、手が赤くなるほどでした

これを、Aさんは88鍵盤分・・・。

「しかし、この弦の総張替えって、毎日とか依頼があったら大変ですねえ。よくやられてるんですよね?」

と伺いますと、

「とんでもない!毎日なんて無理ですよ(笑)。総張替えは、そんなにやらない作業です。今年、川村さんのCPで2台目です。年間で5台も無いですよ。」

とのことでした。

「1本とか、2本切れた、というのなら、気合一発でやれますけどね。全部となると・・・ちょっと、正直気が重くなるような、ヘビーな作業なんですよ(笑)。」

 

プロ中のプロの調律師さんをもってしても(Aさんは、沢山仕事をされてますが、例えば、X JAP〇NのYOSHI〇Iさんのピアノの調律をもう20年以上専属で調律されている方なんですよ)、

この作業は、重くてヘビーなんだそうです・・・。重くてへビー。お、なんかいいな(笑い事じゃない(笑))。

 

Aさん、今日は一日、本当にお疲れ様でした。


明日も、朝9時からの作業ですが、どうぞよろしくお願いいたします

 

そして、いよいよ、明日には、弦も全て張り替えられ、音を出すことができます。

いやあ、楽しみですー

 

僕は、今日は弦と格闘していただいている間、

横で、今月後半には第一回目の講義が始まる予定の、音大のシラバス(講義の学習計画書、というものです。大学に提出するのですな。)の作成と、

緑ちゃん倶楽部の諸々の資料作り等をしておりました

 

今日は一日、二人でウンウンと、やっていることは違いますが(笑)、色々と力の入る一日となりまして

おかげさまで、きっとこれは・・・

 

ぷ、がうんまい(笑)。

 

ではー。



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