勝地(かつち)ブログ

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NO.1692 塩竈(2)

2013年12月12日 23時38分20秒 | Weblog

今日も「かつちブログ」にアクセスいただき、ありがとうございます。


塩竈市震災復興計画における復興事業の状況について視察させていただきました。

伊保石地区災害公営住宅の戸建て建設現場。31戸が来年2月に入居開始で急ピッチで工事が進んでいました。独立行政法人都市再生機構(UR)が賃貸住宅を建てていて、下請けに地元JV業者が入ってるので地元経済に好影響です。所得に応じて15,000~78,000円の住宅使用料。給与年収500万円くらいで最高にいってしまうので、えらく家賃高いなと。

水産加工業施設の整備が進んでいます。復興支援交付金を活用して8分の7を上限に民間事業者に補助される事業で、現在3社は既に操業、6社が選定済です。マイナス50度というような冷凍庫もあるようで。衛生管理上、施設内には入れませんでした。漁協組合や加工協組合が行う流通・加工施設整備も2箇所選定済で6分の5を上限に補助されます。

さて、魚市場整備事業ですが高度衛生管理型の荷捌き所等が、復興交付金事業や水産基盤整備事業として総額約60億円で整備される計画が出来上がっていて、一期工事がはじまってます。漁船が横付けされる岸壁は地震で一部沈下してるのが見て取れます。

マグロが荷揚げされてます。山の人間ですから、この光景は珍しさで一杯。北は北海道、南は九州・沖縄からのマグロ船団の基地になっている塩釜港は、生マグロの水揚げ量が日本一の港。中でも近海の本マグロやメジマグロが主です。

仲卸市場を見学。売り場4,950平方メートル、店舗数145店の中には鮮魚介類はもとより、塩干加工品・凍魚・冷凍食品 ・珍味などすべて取り揃えてあるというからスゴイ。業者対象の仲卸市場ですが、団体観光客にも卸価格で販売を行っています。海産物はなんでも買えます。観光客も含めて年間何十万人が来るのだろう、聞き忘れましたが、すごく活気がありました。

マリンゲート施設の屋上から塩釜港を眺めて位置確認。松島方面も今日はよく見えました。

志波彦神社並びに鹽竈神社を公式参拝させていただきました。初の経験です。

志波彦神社はパンフによると、「志波彦神社は「延喜式」に収められている陸奥国百社の明神大社として、朝廷の尊信殊の外厚いものがありました。明治4年5月国幣中社に御治定され、明治7年12月24日に鹽竈神社の別宮本殿に遷祀されましいた。さらに昭和7年当時の内閣に陳情請願し国費を以て御造営することとなり、昭和9年現在地に工事を起し、明治・大正・昭和三代に亘る神社建設の粋を集めて竣工し、昭和13年9月御遷座申し上げました。本殿・拝殿何れも朱黒の極彩色漆塗りで、昭和38年塩竃市の文化財に指定されました。」
鹽竈神社パンフによると、「当社は古くから東北鎮護・陸奥国一之宮として、朝廷を始め庶民の崇敬を集めて今日に至りました。 当神社創建の年代は詳らかではありませんが、平安時代初期、嵯峨天皇の御代に編纂された「弘仁式」に「鹽竈神を祭る料壱万束」と記され、厚い祭祀料を授かっていたことが知られます。つまり、奈良時代国府と鎮守府を兼ねた多賀城が当神社の西南5km余の小高い丘(現在の多賀城市市川)に設けられ、その精神的支えとなって信仰されたと考えられます。武家社会となってからは平泉の藤原氏・鎌倉幕府の留守職であった伊沢氏、そして特に伊達氏の崇敬が厚く、歴代藩主は大神主として務めてまいりました。現在の社殿は伊達家四代綱村公から五代吉村公に亘り9年の歳月をかけ宝永元年(1704)竣工されたものです。江戸時代以降は「式年遷宮の制」が行なわれ、氏子・崇敬者各位の赤誠により平成3年には第十七回の式年遷宮本殿遷座祭が斎行されました。 平成14年12月、本殿・拝殿・四足門(唐門)・廻廊・随神門以下14棟と、石鳥居1基が、国の重要文化財の指定を受けました。」

この2日間でお世話になった塩竈市役所の皆さん。佐藤市長、内形副市長、佐藤議長、曽我副議長、佐藤市民総務部長、赤間危機管理監、鈴木建設部長、小山産業環境部長、伊藤震災復興推進局長、佐藤震災復興推進局次長、鈴木秘書室長、佐藤議会事務局係長ほか。有難うございました。
そして短い時間しか会えませんでしたが養父市から職員派遣で頑張っている塩竈市役所建設部下水道課建設係・西垣節夫主幹もご苦労さまです。養父市の代表として来年3月まで頑張り抜いてください。

午後2時20分、仙台空港をANAで伊丹へ。世界遺産の富士山がよく見えてラッキーなフライト。


明日からまた議会モードに切り替えます。


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NO.1691 塩竈 ⑴

2013年12月12日 08時13分29秒 | Weblog
今日も「かつちブログ」にアクセスいただき、ありがとうございます。



4か月振りの再開でした。塩竈市 佐藤市長さんほか、市幹部のみなさん。懐かしく温かく迎えていただきました。復旧・復興事業も急ピッチで進めらている状況をお聞きし、なによりです。高台移転でなく、元の場所で頑張るという方針をいち早く決定し、市民説明。市民理解を得られています。来年度には事業の40%が進捗といいますから、驚異の早さです。
今日は、市内各地を案内していただき、つぶさに視察させていただきます。

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