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大江健三郎「個人的な体験」の感想

知り合った人が書いていたの読んでみました。
大江健三郎「個人的な体験」
昭和39年発表ということで、文章中には差別的と現在なら言われそうな表現もあったけれどそれも含めて何か不思議な魅力を持った小説でした。
読み始めた時は文章にいろいろな言葉が入れられていて読み進めるのが大変だったけれど、
何か僕の好きなミュージシャン、ブルース・スプリングスティーンの初期の作品のような濃さを感じました。
自分の子供が奇形児として生まれた。その父親の話なのだけれど、
何かその大変な出来事を通して、人の小ささ酷さも現わされていたように思います。
ドロドロとした内容で父親バードは女性の部屋に逃げ隠れた、そして性行為に入り浸る。
僕も読んでいてドロドロになったけれど最後には何か希望を持った。
バードは女性と部屋でドロドロしている中で救われたのかな。
僕も逃げ続けた人生だけど踏みとどまる所も出て来ると思う。
そんなことを考えました。
まあ逃げるのも大切ですが。
何かわからないけれど僕は温かくなりました。
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