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BRUCE SPRINGSTEEN「REASON TO BELIEVE」を和訳しました

ブルース・スプリングスティーン「REASON TO BELIEVE」を僕なりに和訳しました。
この歌はいかにもブルース・スプリングスティーンらしい。僕の好きなブルース・スプリングスティーンだ。
困難にあってどう仕様もない状況でも何とかして道を見つけるのだ。そんな願いにも似た思い込みで僕はどれだけ救われて来たか。
僕はそんなブルース・スプリングスティーンのあきらめきれないポジティブさみたいなものに救われて来たと思っています。
Youtubeで観たらこの曲はいろいろなバージョンがある。それだけブルース。スプリングスティーン自身もこの曲を歌うことで自身を助けて来たのではと僕は思います。
細かいことだけど「Shotgun shack」という言葉が出て来てあっこれは「WE TAKE CARE OF OUR OWN」に出て来た単語ではないかと発見してああブルースはこんな時期から使っていたのかと何かうれしく思いました。
陰鬱な雰囲気のあるアルバム「NEBRASKA」ですが最後のこの曲で随分と僕は救われた気がしました。

REASON TO BELIEVE
Album version

男が高速道路の排水溝に横たわって死んでいる犬の横で立っているのを見た
彼はその犬を棒でつつきながら困惑してながめていた
車のドアが開け放たれて彼はハイウェイ31に立ちつくしていた
まるで彼がそこにずっと立っていればその犬が立ち上がって走って行くかのように
俺はおかしく感じた、俺は変に思った
ひどく消耗させられた一日の後でさえも、人は何らかの信じる理由を見つけるのだと

マリー・ルーはジョニーを愛していた、真剣に本当に愛していた
彼女はベイビー私はあなたの為に毎日働いて家に居るあなたにお金を渡すわと言っていた
ある日彼は出て行き彼女の元を離れて行った。それ以来
彼女は砂ぼこりの道の終わりで若いジョニーが戻って来るのを待っている
おもしろく感じる、俺はおもしろく感じる
どのようにしてひどく消耗させられた一日の終わりに人は信じる為の理由を見つけるのかと

赤ん坊を河へ連れて行く、カイル・ウイリアムと彼らは呼んだ
赤ん坊を水で洗礼した、カイルの罪を流れ落とした
白く壁が塗られたバラック小屋で老人が亡くなった
老人の体を墓場へ運んだ、彼らは祈った
神よ私たちに告げて下さい、何のおぼしめしか
ひどく消耗させられた一日の終わりに人はある信じる理由を見つける

結婚式に川べりへ集まる人たち、
牧師が聖書を持ち立っている、花婿が花嫁を待って立っている
集まりは無くなり、柳の木の陰に陽が沈む
花婿は一人立って川の水が甲斐も無く流れて行くのを見つめている
彼女はどこに行ってしまったのだろうと思いながら
それでもひどく消耗した日の終わりに人は信じる理由をみつけるのだ

Seen a man standing over a dead dog lying by the highway in a ditch
He's looking down kinda puzzled poking that dog with a stick
Got his car door flung open he's standing out on Highway 31
Like if he stood there long enough that dog'd get up and run
It struck me kinda funny, seemed kinda funny sir to me
Still at the end of every hard earned day people find some reason to believe

Now Mary Lou loved Johnny with a love mean and true
She said "Baby I'll work for you every day, bring my money home to you"
One day he up and left her and ever since that
She waits down at the end of that dirt road for young Johnny to come back
Struck me kinda funny, funny yeah to me
How at the end of every hard earned day people find some reason to believe

Take a baby to the river, Kyle William they called him
Wash the baby in the water, take away little Kyle's sin
In a whitewash shotgun shack an old man passes away
Take his body to the graveyard, over him they pray
Lord won't you tell us, tell us what does it mean
At the end of every hard earned day people find some reason to believe

Congregation gathers down by the riverside
Preacher stands with a Bible, groom stands waiting for his bride
Congregation gone and the sun sets behind a weeping willow tree
Groom stands alone and watches the river rush on so effortlessly
Wondering where can his baby be
Still at the end of every hard earned day people find some reason to believe


演奏はこちら

https://youtu.be/EaJQk1ZPP3w
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
空の青さと排水管のコントラストがいいですね。 (Q太郎)
2021-02-05 11:24:13
ネブラスカ最後の曲ですよね。お疲れ様です。最後を飾るナンバーとしては最適ではないでしょうか?深く重く、でも明日への一筋の光をも感じさせる・・・いい曲です。家で私が布団を敷く係なのですが、布団敷きながらこの曲を聴いてました。沁みますね・・・
 
 
 
布団干しとNEBRASKA (kantenbou)
2021-02-05 12:30:41
Q太郎さん

この曲があるから僕はアルバム「NEBRASKA」を好きでいるのだと思います。
最近、空の青さをとても感じています。でも青空だけでは飽きて来てしまい写真を撮るのに苦労しています。僕はぜいたくですね。僕は布団干しが好きで布団を干しながら空を眺めています。
 
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