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村上春樹「街とその不確かな壁」を読んでの感想

村上春樹「街とその不確かな壁」を読み終わりました。
僕は困難な今、この本を読んでとても助けてもらいました。いやされました。
浦河図書館にこの本を持って行きクーラーにあたり読んだのがなつかしく思います。

この本に助けられているな。特別な世界に居る。大切な本。ゆっくり読みたいな。
現実の世界なのか夢の世界なのか分からなくなる。村上春樹の世界だな。その世界に僕は癒される。話の本筋が見えなくなってきたな。

村上春樹の作る世界は独特。入り込んで行く。いやされるな物語に入って。
何か嫌なことがありながらこの本を読んでいたのだけど何が嫌だったか忘れてしまった。
これは人生の責任の話かな。終活かな。

本を読んで楽しめる僕は幸せ。恵まれているのかもしれない。当たり前に思ってしまうけれど。
結局16才の少女はどこに行ってしまったのかな。僕も永遠に追い求めるのかな。

僕はこの浦河の生活を続けたいのだと思った。コーヒー飲んで読書する。窓の外を眺めながら。
なぜかこの本を読み終わる前にデレクアンドドミノス、エリック・クラプトンのレイラの後奏のピアノが聴こえて来た。
何かこの本を読んで得た教訓みたいのはあるのかな?あるようなないような。
でも大切な時間をこの本を読んでいる時に持てた。
そしてあとがきを読んで彼は終活していたのかと思った。
僕もブルース・スプリングスティーンも村上春樹も終活しているのだな。
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