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ビリー・ジョエル「ザ・ストレンジャー」を久しぶりに聴いての感想

僕の働いているショッピングセンターで最近、
店内の音楽にビリージョエル「Just The Way You Are」「素顔のままで」
を女性がカバーした曲がひんぱんに流れる。
さすがに毎日何回も聴くと影響されてきて、
オリジナルのビリー・ジョエルが聴きたくなってきた。
そこで今日面倒なのでいつものタワー・レコードには行かず、
職場に入っているTUTAYAで「ザ・ストレンジャー」と「ニューヨーク52番街」を輸入盤で買った。
1枚1400円位で安かった。
実家に行けばアナログLPがあるのだろうけれど、そこまで聴きたいわけではないのでいいにした。

僕が今好きなブルース・スプリングスティーン。
彼とビリー・ジョエルを比べる話をたまに聞いたことがある。
同じレーベルで会社側はビリー・ジョエルを押して、
ブルース・スプリングスティーンは積極的に売り込まなかった。
ビリー・ジョエルはニューヨーク出身。ブルース・スプリングスティーンは隣の田舎街ニュージャージー出身。
いろいろ比較されたように覚えている。
僕は何しろ人生で初めて行ったコンサートがビリー・ジョエルの「グラス・ハウス・ツアー」武道館だった。
高校生だった僕は一人で2階席から周りの人のまねをして、やたらと手拍子を取っていた。
なつかしい思い出だ。

今、アルバム「ストレンジャー」を聴いた。
僕はアルバムの冒頭、「ストレンジャー」の口笛で始まると思っていたが、別の曲からだった。
そして「ストレンジャー」「素顔のままで、Just The Way You Are」と続いた。
なつかしかった。
結構ビリーの歌い方も僕は覚えていて、思い出しながら聴いて楽しんだ。

そして今僕が好きなブルース・スプリングスティーンとの比較に戻ると、
ビリーも曲の途中にサックスの演奏を入れている。
こちらのサックスは洗練されていて都会のニューヨークを思い起こす。
それに比べてブルースのサックス・プレーヤー、クラレンス・クレモンスは
荒々しい。
そんなことを思い出していたらあっという間にアルバムが終わってしまった。
そして最後ビリーの口笛で終わる。
僕も若かった。幼かった。ビリーも若かった。いい思い出だ。
今あらためてビリー・ジョエルを聴いたら、
少し子供っぽい歌詞に感じる。作り物っぽくも感じた。
でもそれにしてもビリー・ジョエルの口笛に憧れたな。
かわいい思い出だ。
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