自分の周りの空を写します
北東気流の街に生まれて
ブルース・スプリングスティーン「DRIVE ALL NIGHT」
演奏しそうな曲、演奏して欲しい曲を歌詞を読みながら聴いた。
アルバム「THE RIVER」から「DRIVE ALL NIGHT」
アルバム「THE RIVER」は2枚組LPで僕は1枚目ばかりを聴いていた。
独特のノリのあるサウンド、そして静かな曲も好きだ。
でも2枚目になると1曲目の「POINT BLANK」から疲れてしまう落ち込んでしまう。
段々つらくなってしまう。
でも最近はそれもいいのかなと感じるようになってきた。
勢いだけで走り続けるのもいいが、それだけでは生きていけない。
挫折してくじけてあきらめる。でもやっぱりあきらめきれない。
そんな思いが「DRIVE ALL NIGHT」を聴くとにじみ出て来る。
つらいのだけど、でもそれが力づけてくれる。
この曲。彼女と別れてしまい、すべてのやる気を失くしてしまった。
神も助けてくれないだろうなと思う。
でももう一度やり直したい。
俺は一晩中かけてお前の似会う靴を探すと誓う。
この誓うという言葉「I swear」が強く切実に感じる。
アルバム「THE RIVER」にはこの「I swear」がよく出て来る。
彼女に出会い、俺は彼女を幸せにする誓うと言う。でもその約束も果たせなくなってしまう。
罪悪感、自己嫌悪に覆われながら、それでもあえてもう一度誓うと言う。
僕はそれを大切にしたい。
まだ信じているのだと。
ブルースのつらい歌声、そして今は亡きクラレンスの後を継いだジェイクのサックスの温かさを聴いてみたい。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )