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ブルース・スプリングスティーン「THE PRICE YOU PAY」

僕が5月17,18日に観に行くブルース・スプリングスティーン、コネチカット公演
その準備の為に演奏しそうな曲、演奏して欲しい曲を歌詞を読みながら聴き返している。
今日はアルバム「THE RIVER」から「THE PRICE YOU PAY」
この曲は「払わなければならない代償」とでも訳すのだろうか。
アメリカの人はこの払うべき代償という言葉をよく使うと聞いたことがある。
自分の欲しい物を手に入れる。そのためには代償を払う。
それが当たり前なのだろう、自由を求めるアメリカでは。
僕もその話を聞いて納得していて、この「THE PRICE YOU PAY」を聴いたりして、
それが当たり前なのだと思っていた。たとえそれがきつくても。
僕が居場所で「これをしなければいけないのです」
と話していたら、僕はよくその言葉を使うねと言われたことがある。
気がつかなかったけれど僕自身にその言葉が染みついてしまっている。

僕も50才になった。事情があって結婚はしないで家庭は作らなかった。
それは出来なかった。でもその分、自分のやりたいことをやってきた。
僕はそれなりに満足している。
でも僕も人生の帳尻を合わす時期になってきたと思う。
人生誰のせいでも無い。自分が作ってきた人生なのだ。

そんなことを思いながらこの曲を聴くと人生の代価のことを考える。
つらくて逃げようとも思う。
でも僕はブルースの歌うようにプロミスドランドを求めてさまよい続けたい。

あと何回ブルース・スプリングスティーンのコンサートを観られるかわからない。
結局この「THE PRICE YOU PAY」はライブで聴くことは無く終わってしまうかもしれない。
でも僕は聴けることを夢見て、僕の人生を生き続けていきたい。
払うべき代価はしっかり払いながら。

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