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ブルース・スプリングスティーン「HARRY'S PLACE」の感想

ブルース・スプリングスティーンのアルバム「HIGH HOPES」の2曲目「HARRY'S PLACE」
混沌とした世界。
自分で処理出来なくなるとハリーの所に持って行く。
何かのドラッグを打ってもらいに行くのだろう。
この曲でブルースは様々な言葉を使って混乱した周囲を現わしている。
告白出来ない罪。
僕はconfessという単語は「BACKSTREETS」にも出て来るが、
キリスト教の大事な言葉なのだろうと思う。
告白すれば許されるのかもしれない。
あるいは告白させられることで自分のプライドが無くなるのかもしれない。
本当の意味は僕にはわからない。でもとても深い意味のある言葉なのだと思う。
ハリーのところでドラッグを打って、何千もの天使が舞っている。
でも誰もハリーの電話番号も名前も知らない。
そしてハリーがいなくても他の誰かがハリーの代わりをするだけなのだと。
これはアズベリーパークだけのことでなく、アメリカだけのことでもなく、世界中どこでものことなのだと。
ブルースの声がぼやけて響いて消えていく。
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