goo

ブルース・スプリングスティーン2012ライブ準備その1ROSALITA

僕がブルース・スプリングスティーンのコンサートを観に行くまであと2カ月になった。
9月14日のワシントンDC、ナショナルズ・パークでのライブを観に行く。
最近、いろいろなところに手を出して寄り道してきたが、
僕の体は一つしかない。体力にも限りがある。
今一番大切なブルース・スプリングスティーンのライブを二人で観に行くことを
当面は最優先にしていこうと思う。

ブルース・スプリングスティーンのライブの模様はyoutubeでかなりの量の映像を観られる。
僕はこれを観ようかどうしようか迷っている。
観ると本番のライブで新鮮な驚きは無くなってしまいそうに思う。
でもあらかじめ観ておいた方が、よりライブの本質が分かるようにも思う。
特に今までアメリカに行って観た時は2回ずつ観たのだが、
今回は一度だけしか観ないので吸収しきれるか心配でもある。
そこで僕はちらちらと珍しい曲を演奏した時だけはライブ映像を覗いている。

基本的には毎晩のセットリストをチェックしてライブを想像して楽しんでいる。
そこで今回のブルースのライブで演奏されている曲を歌詞、訳詞を読みながら聴いていこうと思う。
今までにニューアルバムは全曲、このブログに感想を書いたので、
これからはニューアルバム以外の曲の感想を書いていきます。

1曲目は「ROSALITA」
この曲が演奏されると会場は大騒ぎになる。
僕が2009年にボストンで観た時も演奏してくれて、
僕も周りの観客も狂喜乱舞したのを思い出す。
少し前まではこの曲をやると危険なのでブルースは演奏をひかえているという話まで聞いた。
ボストンでのライブでは近くにいた男性が初めから終わりまで全部歌っていた。すごいなと思った。
僕は盛り上がりの部分だけ叫んで大喜びだった。
思わず踊りだしたくなるような特別なノリを僕は感じる。

歌詞を訳詞を参考にしながら辞書をひきながら読んだ。
歌詞はこの曲のサウンドと一体となって僕を巻き込んでくれる。
特に深い意味の歌詞ではないようだが韻もふんでノリのいい曲になっている。
まさにこの曲を収録しているアルバムのタイトル通りにWildでInnocentだと思う。
ブルース・スプリングスティーンはこのアルバムの次のアルバム「BORN TO RUN」制作時に
プロデューサー、ジョン・ランドーに出会ってアドバイスを受けた。
僕はその「BORN TO RUN」以降のアルバムをよく聴いてきた。
曲中の歌詞が強い意味を持つ、そして簡潔な歌詞になったと思う。
それが僕は好きなのだが、
もしブルースがジョン・ランドーに出会わないで
この「THE WILD,THE INNOCENT AND THE E STREETSHUFFLE」の延長線上にブルースが音楽活動を進めていっていたら
それもおもしろかっただろうと僕は思う。
もっとも「BORN TO RUN」はジョン・ランドーのおかげでやっと完成したようだから、
ジョン・ランドー抜きでは今のブルース・スプリングスティーンは無いのかもしれないが。

とにかくこの曲「ROSALITA」のノリは凄い。
ただ僕としてはBORN TO RUNツアー以前でのライブで演奏される「ROSALITA」の方が好きだ。
DARKNESSツアーからは、この曲の途中でブルースがEストリートバンドのメンバー紹介をしていた。
僕はメンバー紹介も好きだが曲のノリが途切れてしまうのが物足りなく感じていた。
今回のツアーではメンバー紹介は他の曲の時にやっているようなので、
僕がボストンで観た時のような怒涛の演奏をまた聴きたい。
とにかく「ROSALITA」はライブ向きのノリがいい曲だ。
もしまたライブで聴けたら僕自身がもっと楽しめるようにこの曲を聴きこんでいきたいです。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )