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ブルース・スプリングスティーン 1978.9.30.アトランタU.S.A.

僕はふと無性にブルース・スプリングスティーンのライブを聴きたくなる時がある。
ほとんど中毒に近いものがある。
それで今日ブルース・スプリングスティーン&ジ・Eストリートバンドのライブをブートで聴いた。
僕が一番好きなダークネス・ツアーのライブ

グッド・ロッキング・トゥナイトで始まった。
そしてバッドランズへと続く。

このバッドランズのイントロが演奏される瞬間が僕は限りなく好きだ。
ブルースのライブを聴いているんだと実感する。
「一日一日を生きるんだ」
「破れたこころを立て直して」
これなんだ。僕はうなずいている。
Eストリート・バンドのノリ、グルーブが強烈だ

ダークネス・オン・ジ・エッジ・オブ・タウン
僕は拳を握り聴いている。
そしてブルースの叫びが鳴り響く。

プロミスド・ランド
初めのハーモニカを聴くと僕は何とも言えない幸せを感じる。
「俺は正しい生き方をしようと最善を尽くしてきた」
「毎朝起きて、毎日仕事に行く」
僕はこのフレーズをうなずいて聴く。
ほとんどドリフターズの8時だよ全員集合での加藤茶の言葉にうなずいたのと同じなのかもしれない。
そして曲の後半のEストリートバンドのさえない男声バックコーラスがすごく僕は好きだ。
野郎同士の味わいが好きだ。

ライブはプルーブ・イット・オールナイト、レーシング・イン・ザ・ストリートへと続く。
そしてサンダー・ロード
僕はここでのハーモニカのイントロを聴いて涙が出てきた。
何かよくわからないが抑圧から解放されたような気持ちになる。
勝つんだ。何か強い気持ちを持てた。

ジャングル・ランド
まだやれるんだ。そんな気になった。


このダークネス・ツアーのファーストセットが僕は一番好きだ。
おおげさに言えば精神が解放されると感じる。

いつものように休憩後のセカンドセットの前半はいま一つに感じる。
バックストリーツから一気に僕のテンションは上がる。
友情と恋の厳しさか。

そしてロザリータで吹っ切れた。

アンコールでボーン・トゥー・ラン。
残念なのがここからCDの音質が悪くなってしまった。
今まで多かった、こもったブートの音になってしまった。
でもその後の10th、デトロイトメドレー、レイズ・ユア・ハンドと
凄いノリを楽しめた。

いいライブを聴いた。
また頑張ろうと思った。




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