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ブルース・スプリングスティーン 2011.11.4.ピッツバーグ U.S.A.

ブルース・スプリングスティーンの最新ライブ、
ホームタウン、ニュージャージーの旧友Joe Grusheckyと彼のバンドHOUSEROCKERSとのライブ。
ピッツバーグで行われたものをブートCDで聴いた。

ブルース・スプリングスティーンのバンド、Eストリートバンドとのライブでなかったのが残念だったが、
ハウスロッカーズのラフでワイルドな演奏が久しぶりのアメリカンロックと感じて良かった。

ライブはアルバム「Magic」からの曲が多く演奏された。
「Magic」はいいアルバムだなと再認識した。
ジョー・グルスキーとブルースが交互に演奏しながらライブは進んだ。

僕の先入観もあるのだろうが、どうもブルースの歌に閉塞感のような重苦しさを感じた。
ブルースは人を求めている。
友人の助けを借りながら立ち直ろうとしている。
その中で「ダークネス・オン・ジ・エッジ・オブ・タウン」がすごく深く強い意志のある曲に聴こえた。
全体にゆっくりな演奏で観客も一緒に歌っていた。
僕の一番好きな曲「プロミスド・ランド」
僕はじっくり聴き入っていたが、間奏でのクラレンスのサックスが入らない事に、
クラレンスはもういないのだなと思い知らされた。さびしかった。

全体にブルースの演奏に観客も一緒に歌えるようにとの考えもあったのかもしれないが、
スピード感、ドライブ感が無くなってしまっていたと僕は感じた。
そしてクラレンス・クレモンスのいない喪失感をブルースも感じているのかなと
重たい感じのライブに僕は感じた。

ライブの終わりはブルースのアコースティック・セットになり、
最後「サンダーロード」をブルースのギターを伴奏に観客と一緒に僕も歌った。

僕もギターを練習して「サンダーロード」を自分の和訳した歌詞で弾き語りで歌えたらいいなと思いました。
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