goo

これでいいのだ

単にお金の為と言って働いていた仕事だが、
何かいい感じになってきた。

僕が病院の清掃をしている職場で、いつもピリピリしている看護婦さんがいるのだが、
今日は僕が病室の洗面台をきれいにしようとしたら、
気がついたら、洗面台に白髪がいっぱい着いていた。
見たら床にもいっぱい落ちていた。
ここで患者さんの髪の毛を切ったようだ。

僕が何だこのやろうと思いながら掃除機を持って来て毛を吸い取っていたら、
看護婦さんが来て「すいません」と言ってきた。
僕も「毛を切ったのなら言ってください」と言おうとしたが止めて
「(白い洗面台に)白い毛で分からないところでした」「やっておきます」と言って、
看護婦さんも「すいません」と軽く笑って言ってくれた。

これが良かったようだ。
今度は僕が乗っていたエレベーターに、またその看護婦さんが乗って来て、
台車を押していて僕が見えなかったようで、気がついて「あっすいません」と言うので、
僕も「いいですよ」とのんきに言ったら
その看護婦さんは今まで決して見たことのない満面の笑みを見せてくれた。

看護婦さんも余裕が無いだけで、みんな優しい気持ちを持っているのだと思う。
そして僕のいいところは何かのんびりしている、抜けているところ。
よくわからないけれど僕がうまく行っている時は何か余裕がある。
大切なことに集中している時だ。

ブルース・スプリングスティーンの時も、気象予報士の時もそうだった。
これからの次のステージでもそれを目指そう。
このゆとりが僕には必要なのだろう、人生を楽しむには。
僕は上手く行かないと、時々妙に入り込んでしまう時がある。

Take It Easy,
Keep Going!

何かつかめたような気がする。
居場所に行った帰りに、いつもの海に行き、
今日は缶ビールを飲みながらそう感じた。
上手かった。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )