担い手

人はいつか死ぬ！　これはあたり前のことなんだが・・・
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先日、薪の生産者が亡くなった。　訃報を聞いたのは最近なんだが、彼が今までやってきたこと、これからやろうとしていたこと、もっともっと生産を拡大して日本一の薪の生産者になるんだと、ずっと頑張っていたこと、いろいろ思うと何だかやりきれない気分になる。　一番やりきれないのは原発事故だった。　そして、彼は夢半ばでこの世を去ってしまった。

４９日も過ぎた頃に知らされた。　本人の希望で家族葬だったようだ。　彼は重機を使った原木の伐り出しから割って薪にするまで全てを自分でやっていた。　そして、いつも夫婦そろって行動していた生産者だった。　なので、もうやめてしまうんだろうなぁ～　と、てっきり自分はそう思ったんだが、これからも遺志を継いで事業を縮小しながらも続けていくと言う。　


今、薪の生産者、て言うか、林業従事者は、とにかく高齢化が進んでしまってるのが現状だ。　薪ストーブユーザーの何割が完全自給自足なんだかしらないが、完成品の薪だけでなく原木の調達まで含めたら、自分もそうだが殆どのユーザーが何らかの形で購入しているはずで、もし供給元がどんどん無くなってしまったら・・・

そんな事態になってしまったら、薪ストーブを焚くことはかなり困難になってしまいそうだ。　かといって、自分で雑木山を持ってない限り自給自足はできないしねぇ～　それに、自分なんかはもう５１歳だから、仮に自給できたとしても、原木の伐り出しからとなると、それもあと何年やれるものやら。　将来のことをあれこれ考えると困ってしまう。

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2012年のキュウリ収穫累計 ： 135本／ナス収穫累計 ： 20本
大玉トマト収穫累計 ： 4個／中玉トマト収穫累計 ： 25個