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ごはん鍋

始めチョロチョロ中パッパッ赤子泣いても蓋取るな! が、やっぱしいいのだ。 付属のマニュアルとはチョイト違う炊き方だけど、より美味しいご飯を炊き上げるためには、昔からの教え通りの始めチョロチョロ・・・ なんだな。

マニュアルによれば、沸騰するまでは強火、その後弱火で15分、最後に1,2分強火を加えて、蒸らしが15~20分となっている。
もちろんマニュアル通りでも旨く炊けるけど、実は沸騰前の70度がポイントだ。  それは、実は、お米は・・・
70度で甘さを増すという性質があるからで、つまり、通過点の70度をなるべく長くキープできればより美味しいご飯が炊けるということなのだ。

1度目の炊飯で強火7分で沸騰することが判っていたから、始まりは強火、時間は3分だけにとどめ、そこから弱火に切り替えて4分、そしてまた強火にして沸騰を確認するとまた弱火の15分、あとはマニュアルと同じだ。 ボクはこのことを 完甘だ増(カンカンダゾー) の法則と呼ぶことにした(たった今からだけど)(笑)

最近家族中でこの 釜炊きめし に嵌っている。 3日間6食の内3回も炊いてしまったくらいだ。 最初の一回はマニュアル通りに炊いてみた。 もちろん炊飯器で炊いたご飯よりぜっ~たいに旨かった(笑) そして2度目、始めチョロチョロ・・・ を思い出し 完甘だ増 を実行してみると、更にもっと美味しかったという訳だ!

実はこのごはん鍋、購入する時に細君は渋い顔をした。 炊飯器と違って炊くのに手間がかかると思ったことと、後片付けや管理の面倒さが頭を過ぎったからだ。 でもボクはもう欲しくて欲しくてタマラン状態ですっかりその気になっていたし、で結局、炊くも、洗うも、仕舞うのも、ごはん釜すべての担当はボクということになっちまったって訳だ(笑)
まぁいいさー美味いご飯が食べれるならね。 それに思ったほど大して面倒なことでも無かったよ。 楽しいくらいだ。

2合、3合、5合と3種の釜の内、ボクは3合炊きをチョイスした。 画像だけで申し訳ないが、炊き上がり、湯気が香りが申し分ないのだよ(笑)

昔キャンプといえば飯盒でごはんを炊いたものだ。 ダッチオーブンで炊いたこともあった。 少しくらい水加減を間違えても、炊飯器とは全く別物のご飯、ふっくらツヤツヤで甘くて実に旨かった。 鋳物のごはん鍋で炊くというのは、ダッチオーブンで炊くのと似ているかも知れないね。

ピチピチしてる~

このおこげがまた香ばしくて美味いのだ。 慣れてくるとおこげの具合も調節できるようになるね。 子供達はおこげたくさん欲しいというものだから、最後の強火を2分としている。

ごはん鍋で炊くのはボクの担当だから、キッチンには収納されないのだ。 使わない時は箪笥の棚に納まり、すっかり装飾品となっていたりする訳で、だから戦車と待遇が一緒な~のだー(笑)


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