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光熱費がおそろしい

ボクが光熱費について書くなんて、何だかイメージ的にどうなんだろう(笑) 自分でもあまり乗り気でないテーマだしね。 でもね、電気とガス代については、ボクの大好きな薪ストーブに関わる話だから、書いておこうという気になった訳さ!

という訳で、今日の写真はガスメーターなのよ(笑)

数年前に現在の家に越してきたボク達5人家族。 システムキッチンには、流行のIHクッキングヒーターを強くススメられたけれど、キッパリとお断り、導入しなかった。 以前住んでいたところはオール電化の家ばかりだったから、当然ながら調理も給湯もすべて電気エネルギーに頼っていた訳で、ボクはこれまで何度も電気仕掛けのシステムに裏切られてきたからなのだ。 停電の時に使えなかっただけならまだしも、深夜電力を利用した新設の450リットルの温水器が、たった1年で壊れてしまったのには参った。 それも正月にね(苦笑)

真冬に、お湯が使えないというのは本当に辛いものだよ。
炊事? と~んでもございませんよー 風呂にだって入れないのよー!メーカーは正月休みで完全にお手上げさ(笑) だからボクはこの時誓ったんだ! 2度とオール電化は導入しないとね、クソくらえだ(笑)

それにね、使ってみて思ったけれど、料理はやっぱり直火に限るよ!

そんな訳で導入した今回の設備は 「電気とガスと薪」 で、3種のエネルギーにリスク分散したのだ。

と、そこまでは良かったんだけど・・・

問題は冬だった。 外気温が氷点下になる東北の冬、カタログスペックを信じて導入した待望の薪ストーブは、ボクの期待通りに部屋を暖めてはくれなかったのだ。 補助暖房のつもりで設置しておいたガスファンヒーターやエアコンを、フル稼働しなければならないという、何ともお粗末、本末転倒のお莫迦な話になってしまったのだ。 (薪ストーブの暖房能力は4,500kcal/h 20坪程度までは暖めてくれるはずだった)

キッチンと風呂の給湯だけであれば、3シーズンのガス代は平均8000円程度なのだけれど、12月に入って冬も本番、ガス代の請求額は何と25000円オーバー、あまつさえ、エアコンによる電気代も軽く25000円を超えてしまったのだからたまったものじゃない。 更にそれに止めを刺すが如く、薪代が1ヶ月30000円ときたら、もうウチの家計はパニックだよ(苦笑)

エアコンは冷房より暖房の方が電気を食うし、LPガスは灯油より高上がりだし、ボクの目論見の補助暖房じゃなくなってしまった結果が、一番効率の悪い暖房をしていることになってしまったのだ。

こんな請求が数ヶ月間毎年続いたら・・・ そう、これは無茶苦茶深刻な問題なのだ! 早急に何か対策を考えなければならないと思ったけれど、実はこの時点で結論は見えていて、大型の薪ストーブの導入しか術はなしということがね。 そして肝心の燃料となる薪は・・・ そう、自分で作ることを始めなければならないのだ。 ボクはそう決めたのだ!(笑)

こうして1シーズンに2台の薪ストーブを買う羽目になった訳だけれど、この決断は大正解! おかげで我が家の暖房は、この薪ストーブ1台で賄っているよ。 しかも殆どの部屋を暖めてくれているからありがたい。 そんな我が家の薪ストーブは、寒さの厳しい12月から翌3月までの間、24時間火が絶えることがないのだ。 完全に主暖房となった薪ストーブの、1シーズンあたりの薪の消費はおよそ6トン、金額にして約210000円分だけど、薪割りが趣味となった現在では、丸太の購入費用60000円程度で済むようになった。

買い換えた薪ストーブの暖房能力は、最初に導入したストーブの約3倍だけど、薪の消費は1.5倍程度ですんでいるから不思議なものだ。 そして、ガスファンヒーターは使用頻度が激減したし、エアコンは夏まで出番がなくなったから、我が家の光熱費はピーク時の1/3にまで節約することが出来た。

1ヶ月の光熱費80000円 → 26000円(薪含む)
薪ストーブの買替え費用は、すでに回収してしまったよ(笑)

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