今日も関西。
天気イマイチだが、雨は、大丈夫そうだ。
またまた出た三浦さんの古事記本。
後書きを見ると、本書の企画は、かなり前からあって、執筆も進んでいたのだが、他書が先行し、その後の発刊になったということらしい。
ということで、読んだことのあるような部分も多いのだが、題名にもあるように、読み解きというスタイルをとっており、古事記の神話編のおいしいところを、丁寧に読み解いてくれる。
読みやすいし、面白い。
もちろん三浦さんの個人的な意見も多く入っているのだが、とんでもないと思わせる部分は少なく、そういうこともあったかもしれないなぁというレベルなので、入りやすくもある。
読みやすさの原因は、神話編のおいしいところを中心に読みといているところで、イザナギとイザナミ、アマテラスとスサノヲ、出雲に降りたスサノヲ、オオナムヂの冒険、ヤチホコと女神、オホクニヌシの国作り、制圧されるオホクニヌシ、地上に降りた天つ神という章立てになっている。
この部分は、日本書紀に描かれていない 部分も多く、古事記の最大の見せ場になっていると言える。
それにしても、三浦さんののめり込み度はすごい。身も心も古事記に捧げた?
それほど、日本の成立の真実が古事記に隠されているということなのかもしれないし、その昔、とんでもないストーリーテラーがいて、創作された部分が多いのかもしれない。
よく言われるように、世界各地に残る伝説と共通する話も多い。それもまた、日本形成のヒントになるのだが。
神々の名前の由来を国語的に説明してくれる箇所が多いが、この辺が頭に入りにくいところで、これが名前を読むだけで、その名付け親の気持ちがわかるようになれば、その裏に隠された史実の推理もしやすくなるということなのだろう。
マニアックな本が多い三浦さんの書の中で、読みやすい1冊と言えるのではないか。
続編も書きたいということだが、新型コロナで閉じこもり期間が長くなっており、しばらくは、外の空気でも吸ってのんびりされたいとのこと。
気持ちがよくわかる。
天気イマイチだが、雨は、大丈夫そうだ。
またまた出た三浦さんの古事記本。
後書きを見ると、本書の企画は、かなり前からあって、執筆も進んでいたのだが、他書が先行し、その後の発刊になったということらしい。
ということで、読んだことのあるような部分も多いのだが、題名にもあるように、読み解きというスタイルをとっており、古事記の神話編のおいしいところを、丁寧に読み解いてくれる。
読みやすいし、面白い。
もちろん三浦さんの個人的な意見も多く入っているのだが、とんでもないと思わせる部分は少なく、そういうこともあったかもしれないなぁというレベルなので、入りやすくもある。
読みやすさの原因は、神話編のおいしいところを中心に読みといているところで、イザナギとイザナミ、アマテラスとスサノヲ、出雲に降りたスサノヲ、オオナムヂの冒険、ヤチホコと女神、オホクニヌシの国作り、制圧されるオホクニヌシ、地上に降りた天つ神という章立てになっている。
この部分は、日本書紀に描かれていない 部分も多く、古事記の最大の見せ場になっていると言える。
それにしても、三浦さんののめり込み度はすごい。身も心も古事記に捧げた?
それほど、日本の成立の真実が古事記に隠されているということなのかもしれないし、その昔、とんでもないストーリーテラーがいて、創作された部分が多いのかもしれない。
よく言われるように、世界各地に残る伝説と共通する話も多い。それもまた、日本形成のヒントになるのだが。
神々の名前の由来を国語的に説明してくれる箇所が多いが、この辺が頭に入りにくいところで、これが名前を読むだけで、その名付け親の気持ちがわかるようになれば、その裏に隠された史実の推理もしやすくなるということなのだろう。
マニアックな本が多い三浦さんの書の中で、読みやすい1冊と言えるのではないか。
続編も書きたいということだが、新型コロナで閉じこもり期間が長くなっており、しばらくは、外の空気でも吸ってのんびりされたいとのこと。
気持ちがよくわかる。