かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

マカオその5 セントポール天主堂跡

2008年10月10日 | China・Mongolia



マカオの世界遺産の中で、象徴的なのは、この⑤セントポール天主堂跡だろう。セナド広場から、小道を抜けたところにある。今は、荒れ果て、ファザード(正面の壁)と、地下への階段を残すだけである。19世紀半ばの火事で、建物本体は焼け落ちた。元は、17世紀に建てられたもので、日本から追放されたキリシタンもその建設に参加している。



正面の浮き彫り群も見事なものである。他の部分が崩壊しているだけに、感慨深い。規模も相当大きなものであったことがわかる。



地下の部分は、博物館として展示されている。埋められていた人骨の納骨堂もある。



当時、日本で禁制となったキリスト教信者たちも、ここの建設に貢献した。そのままここで、亡くなられた方々も納骨されている。17世紀の話だ。

ということで、セナド広場と、このセントポール天主堂跡は、マカオの世界遺産の中では、必見だろう。

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