かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

奈良・桜のある風景その13 室生寺

2010年04月24日 | Nara ( Japan )


室生寺に訪れたのも二回目。今回は、車できた。CoCoLo FM という、45歳以上を対象にしたというFMチャンネルがあって、30年も聴いたことがなかった歌が次々と流れてくる。FM放送を、対象年代別チャネルにするユニークな取り組みだと思った。ところが、室生寺近辺まで来ると、電波が届かない。ちなみに、NHK FMも聴けない。それだけ、山の中なのだ。



太鼓橋を渡ると表門。元々、室生寺は、奈良時代の末期が起源だが、ほとんどの建物は、平安時代のものだ。女人高野と呼ばれるのは、高野山が女人禁制だったのに対し、室生寺は、女性の参詣を受け入れたことによる。



仁王門には、赤い仁王様と、青い仁王様がおわした。



鎧坂を登ると、その先に、金堂がある。



この金堂については、前にも触れたと思う。金堂自体も国宝だが、その中に、五体の国宝、重文の仏像、運慶作と伝えられる十二神将像があり、じっくり堪能できる。
特に十一面観音様は、ふっくらとした優しいお顔で、いかにも皆を幸せにしてくれそうだ。



隣の弥勒堂は、鎌倉時代のものだが、中に国宝の仏像が安置されている。



その上の、灌頂堂(本堂)は、鎌倉時代の国宝だが、扉を修理中だった。



建物で一番有名なのは、もちろんこの五重塔。平安時代の建物で、室生寺で一番古い。国宝だ。小柄だが、その美しさは、群を抜いている。
お土産に、土門拳さんの写真の絵ハガキを買ってきた。すばらしい。

追伸
今晩は、ひょんな縁で、フルートとピアノの演奏を中心としたクラシックコンサートに行く機会に恵まれた。クラシックは、ショパン国際ピアノコンクールで有名なワルシャワで聴いた時以来で、久し振りだったが、ウィーンに馴染の有名作曲家の楽曲で構成されていて、楽しむことができた。知っている曲も結構あったし。
演奏家と客席の距離が近いのもよかった。演奏自体は、凄すぎて、どの程度凄かったのかは、素人の私にはわからないのだが、すばらしかった。やっぱり楽しめたことが、一番。
今後のお二人の活躍にエールを送りたい。
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