かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

この日のビートルズ

2013年11月11日 | The Beatles

今日は、予想外に夕立が来て、急に冬になった。暑いのも困るが、寒いのも困る。秋はいつあったのだろう?



本書も、ポールの来日がなかったら、出なかったであろう本。

朝日のネットページの”どらく”というコーナーで連載されていたから、皆読んだことがあるが、今回のPMの来日に合わせて、文庫本化された。”どらく”が無くなって、本コーナーも自然消滅した。
ネットの時は、年代関係なく、日にち毎にアップされていたが、今回、年代毎に並び直されて、なかなかよくできたコーナーであったこと再認識させられた。

本書を読むと、単なる一般的なビートルズの歴史ではなく、著者の興味のある事象を軸に、トピックスを選んでいたことがわかる。著者は、私の少し年下のようだが、ほとんど同じビートルズ体験をしている。
ひじょうに興味深く読めるよう工夫されている。
数ある日にちの中で、最重要の日は、私は、1957年7月6日だと思う。本書でもトップに取り上げられている。JLとPMが出会った日だ。その1日だけで、小説になっている。
その1日がなかったら、何も起こらなかったのか?

巻末に参考文献が載っているが、入手できるものばかり。本書のネタが、この参考文献に全部載っていたのか。隅々までお読みになって、トピック毎にストーリーを再構成したということか。流石プロ。

ビートルズ関連の手軽な読み物として、幅広いファンにお勧めできる。
著者は、このコラムが終了して、今夜は、PMのコンサートでも取材しているのだろうか?

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