かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

ならでぶら 明日香編その14 飛鳥寺

2009年04月26日 | Nara ( Japan )


話を飛鳥に戻そう。
次に訪れたのが、飛鳥寺。前から行きたいと思っていたのが、生まれて初めて訪れた。
何せここに日本一古い仏像があるのだ。



このお堂の中に、大仏はあり、お坊さんが、丁寧に説明してくれる。
お胴は、全体から見ていかにも小さいし、お顔も継ぎ接ぎだらけ。

説明書きにはこうある。

”推古天皇13年(605年)、天皇が、聖徳太子や蘇我馬子及び各皇子と誓いを立てて発願し、同17年(609年)鞍作鳥によって作られた日本最古の仏像である。
高さは、約3メートルで当時胴15トン、黄金30キログラムを用いて造られた。平安・鎌倉時代の大火災で全身罹災、後補を受ける。しかし概形には飛鳥彫刻らしい形をとどめ、細部にもかなりはっきりした飛鳥の特色を伝えている。”

確かに、表情など、飛鳥時代の仏像の特徴をよく表している。

仏教が伝えられてから間もないころの意気込みが感じられる。技術的にも、最新のものだったのだろう。
飛鳥寺大仏開眼1400年記念の散華をいただいた。



現在のお胴は、旧中金堂の場所にあるそうで、その正面に、塔があった。その場所がここだが、心楚は、この3メートル下にあるという。



飛鳥寺の周りには、寺の敷地だった場所が広がる。その規模は、法隆寺の3倍もあったという。



そして、その先に、蘇我入鹿の首塚がある。先ほど訪れた板蓋宮でクーデターを起こし、蘇我入鹿を殺害した後、中大兄皇子は、ここ飛鳥寺に立てこもり、蘇我蝦夷に、降伏を迫ったという。蘇我蝦夷が自害し、クーデターは成功した。
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