一昨日、昨日と、PMのコンサートを楽しんだが、今日は、一休み。ポールは、3日連続で、コンサートはしないというのが、ポリシーだ。
明日に備えて?SET LISTを整理してみる。
SET LISTは、既に新聞などで、公表されているので、ごく個人的な一言コメント付で。
1, Eight Days a Week
意外なオープニング。ポールの意図は?
2, Save Us
日本で、新アルバム”NEW"からの曲を、4曲もやってくれた。もちろん、世界初。
3, All My Loving
これは、嬉しかった。50年以上前のデビューアルバムからの1曲。今でも、新鮮だ。
4, Listen to What the Man Said
原曲とまったく同じアレンジだったように思う。熱心に聴き始めたころの曲で懐かしい。
(4), Jet
東京公演2日目で、曲を入れ替えてきた。たぶん、Jet の方が、一般的には人気高い?
5, Let Me Roll It
名曲。歌はもちろんだけど、ギター、ベースとのバランスも最高。歌が終わった後で、ギターソロのパフォーマンス。
6, Paperback Writer
ジミヘンに捧ぐと言ってたけど、どういう関係だっけ?(PS.前曲の演奏時のギターがジミヘンのギターだったらしい)。
ビートルズも武道館公演でやったね。(PS. 使ったギターは、その時の録音で使ったものとのこと。)ポールは覚えていたのかな?曲の最後で、ハウリングのパフォーマンス。
7, My Valentine
ナタリーポートマンと、ジョニーデップのPVが背景に。前アルバムのDVD版と同じ映像かな。ナンシーに捧ぐというMCで、スタート。しっとり、聴かせる歌。
8, Nineteen Hundred and Eighty-Five 1985
この曲は、WINGS ファンへと言ってたけど、WINGS ファンには、他にもたくさん聞かせてくれたよね。両手で、翼を表すお馴染みのポーズ。
9, Long and Winding Road
名曲。アレンジは、すっかり、ポールが毛嫌いしたフィルスペクターのアレンジだと思うんだけど。原点回帰を目指したLet It Be albumの趣旨には、反していたということかな?
10, Maybe I'm Amazed
こちらは、リンダに捧ぐ。リンダに捧ぐと言えば、My Loveのイメージがあったけど、全然こっちの方が、いい。情熱的なシャウト。
11, I've Just Seen a Face
軽い感じで。この曲も、ビートルズ時代には、ライブでやってないかな。ビートルズというよりは、ポールの歌というイメージの方が強い。
(11), Things We said Today
東京2日目で、入れ替えてきた。こちらの方が、ビートルズらしい感じはするけど。
12, We Can Work It Out
いい歌だ。ビートルズ初期から中期にシフトする時期の名曲。
13, Another Day
12弦ギターに持ち替え。ビートルズが解散してすぐの曲だが、ジョンの歌で、ポールの作った詩は、Yesterdayと、Another dayだけだよねと揶揄された。当時は、ジョンとポールが、歌で喧嘩してた。今となっては.....メロディがすばらしい。
14, And I Love Her
原曲に忠実なアレンジ。観客が、いっしょに歌ってたね。
15, Blackbird
アメリカの民権運動への支援のために作った曲とのMC。ポールの弾き語りだが、ポールの立っている台がせりあがり、アリーナからは、見上げる感じになる。
16, Here Today
ジョンに捧ぐ。せりあがった台の上で、そのままジョンへの曲を熱唱。ジョンが亡くなり、ポールの数少ない停滞期の曲だが、なかなかいい歌。
17, NEW
カラフルなピアノで、弾き語り。CMにも使われているせいか、ポップなメロディで、頭にしみこんできた。背景は、アルバムと同じデコレーション。終了した後は、顎に片手をかけるいつもの得意のポーズ。
18, Queenie Eye
日本で、新アルバムが、No1になったことのお礼のMC。新アルバムの中でも、ユニークないさましい?曲。シングルカットされるらしい。映像も、ユニーク。ちょっと、イエローサブマリンの映画を思い出した。
19, Lady Madonna
ピアノの弾き語りで、シャウト。最高!
20, All Together Now
意外な選曲。背景のアニメがかわいい。
21, Lovely Rita
これも珍しい選曲。12弦ギターで。ビートルズ の曲は、現役時代にライブでやれなかった曲が中心のような感じがする。
22, Everybody Out There
新アルバムからの4曲目。そのまま12弦ギターで。最後、絶唱。
23, Eleanor Rigby
これまた名曲。アレンジも原曲に忠実。
24, Being For The Benefit of Mr. Kite
これも意外な選曲。ジョンの曲じゃなかったっけ?映像は、曲にふさわしい、華やかな光のイリュージョン。天井には、カラフルなレザー光線。
25, Something
ジョージに捧ぐということで、ジョージのウクレレで、歌い出し。途中で、本格的なバージョンにシフトし、大盛り上がり。背景のジョージとポールの写真が、涙を誘う。
26, Ob-La-Di, Ob-La-Da
みんなで歌ってねというMCと共に、スタート。サビの部分を、観客のみで、熱唱。
27, Band On the Run
WINGSの曲ではナンバー1と思う。あの、アルバムの表紙の撮影シーンが背景に流れる。Wings絶好調というよりは、3人になってしまったWingsが、思う通りに作り上げた軽快なロック。
28, Back in the U.S.S.R.
シカゴで、1989年に初めてポールのコンサートに行った時も、演奏してくれた。その時は、席が悪くて、音が頭上で、渦巻いた。映像は、当時のソ連を彷彿とさせるもので、観客のノリも最高潮に。終わった後、ベースを観客席に投げるマネのパフォーマンス。
29, Let It Be
再び、ピアノに戻り、これまた言わずと知れた名曲を。
30, Live and Let Die
ライブの定番。やはり、生で見るとすさまじい。火柱は、KISSのコンサートの時より、本格的。最後の爆発の後もポーズもお決まり。でも、後ろの女性客は、本気で、ポールの耳を案じていた。
31, Hey Jude
言わずと知れた名曲。ナナナーの部分を、みんなで合唱するのはいつものパターン。男女別々の合唱の部分では、男性の声の方が高かったような気がする。名曲を、作曲者と歌えるなんて。
ENCORE 1
32, Day Tripper
イギリスと、日本の巨大な国旗を振り回しながら、登場。
やはり、ビートルズの日本公演で演奏した曲。史上初のヘビメタ?永遠にかっこいい歌。
33, Hi Hi Hi
本格的にポールを聴き始めたころに流行った曲。BBCでは、放送禁止になったが、ポールらしい、本格的ロックンロール。そういえば、相撲が気に入っているようで、ENCOREでは、四股踏んでた。あまり、決まってなかったけど。そういえば、九州場所に、懸賞金出したそう。
34, Get Back
ビートルズの最後のルーフトップライブで披露された名曲。アレンジも原曲に近い。
(34), I Saw Her Standing There
2日目に入れ替えてきた。50年以上前の最高のノリが、この世に現れた感じ。デビューアルバムのオープニング曲。Get Backとどっちがいい?と聞かれても困ってしまう。こっちかな?
ENCORE 2
35, Yesterday
福島に捧げるのMCで始まる。素晴らしいの一言。声も、どうにかもった。20世紀を代表する名曲。弾き語り。
36, Helter Skelter
ステージを去ろうとするポールに、スタッフが、ベースを無理やり手渡すパフォーマンス。どヘビーなロック。最後の方の、リピート部分のアレンジはちょっと? ここは、原曲に近くやって欲しいのだけど。
37, Golden Slumbers / Carry That Weight / The Ehd
最後の曲ですとのMCと共にスタート。このパターンは、やはり初めて彼のコンサートに行ったゲットバックツアーから取り入れられたパターン。ビートルズの最後の瞬間を飾るアビーロードB麺のメロディが、生で見れるなんて、と当時思った。その思いは今も変わらない。
ピアノの弾き語りで始まって、途中から、ギターの弾き語りに。
THE ENDが終了すると、紙ふぶきでステージが見えなくなった。ステージを去るポールの姿が、巨大ディスプレイに映し出された。
THANK YOU, Paul!
考えてみると、原曲に忠実なアレンジの演奏が多かった。
ということは、50年前、40年前、30年前、20年前、10年前のアレンジが、今も全て、完璧に有効だということだ。
そして、ポールもまったく同じように演奏してくれる。
奇跡とはこのことだろう。ポスターの文句は、嘘ではない。
ということで、ナンバー1は?
ポールのコンサートということで、ビートルズ時代を除いて、Band On The Runが、最高だったな。
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