かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

竹生島

2023年07月25日 | Kyoto・Osaka・Shiga ( Japan )


今日から、一泊で、関西。
暑い中だったが、去年雨で行けなかった竹生島に行って来た。
米原で降りてから、ちょっと戻った長浜駅から10分ぐらいのところに、長浜港がある。
竹生島へは、長浜、彦根、今津と、3つの港から行けるが、長浜からは、往復セットで、滞在90分。
ちょうどいいぐらいの時間。



港に着くと、入島料を払っていきなり凄い階段。
鳥居の先、まっすぐ行くと宝厳寺、右に行くと都久夫須麻(つくぶすま)神社。



都久夫須麻神社本殿。
国宝に指定されている。
秀吉が、伏見城の建物を神殿として寄進した。
外壁しか見れないが、中は、極彩色に飾られているという。
桃山文化を代表する国宝。



その向かいにあるのが、竜神拝所。



琵琶湖を見下ろす絶景スポット。



かわらけ投げが有名。
2枚買って、1枚に名前、1枚に願い事を書いて、鳥居に向かって投げる。
軽すぎて、なかなかまっすぐに飛ばない。



見事な唐門。
これも国宝。
大阪城極楽橋の一部で、現存唯一の大阪城遺構。
見事。
その奥に観音堂があり、西国33所観音霊場巡りの30番目札所になっている。



唐門の奥。
典型的な桃山様式。



桧皮葺きの屋根が見事。



重文の舟廊下。
秀吉の御座舟「日本丸」の骨組みを利用しているという。



宝厳寺本堂。
江ノ島、宮島と並ぶ、日本三大弁財天の一つ。
一番古いそうだ。
724年、聖武天皇の勅令を受け、行基が開眼した。
本堂は、昭和17年の再建だが、巨大な立派な伽藍だった。



三重塔。
元は、室町時代に建てられたが、江戸時代に焼失。
平成12年に再建された。



宝物殿。
重文の空海招来目録や、駿河倉印など、興味深い展示多数。



伏見城から、都久夫須麻神社への移築の際、植えられたとされるもちの木。
樹齢約400年。



五重石塔。
鎌倉時代のものと考えられている。
重文。



一通り回った後、昼食がわりに、近江牛まん。
味の違いは、わからないと思うけど。



竹生島から出港。
ちょうど、3隻並んだところ。



手前は、長浜の街。
伊吹山が美しい。



えり漁用の杭。
小魚を追い込む漁という。



電車まで時間があったので、長浜城へ。
秀吉が最初に築城した城。
1615年に廃城になったが、昭和58年に再建され、今は博物館になっている。



当初の姿をできるだけ再現したという。



最上階からは、琵琶湖の眺めが見事。
竹生島も臨める。
展示は、長浜城の,歴代城主の変遷と題したもので、しっかりした展示だった。
琵琶湖近辺が、戦国時代、闘いの場であったことがよくわかった。



瓢箪からも、お城が臨める。



ついでに、もう一箇所。
長浜鉄道スクエアへ。
長浜は、元々北陸本線の終着駅だったそうで、その元の駅舎が,残され、鉄道博物館になっていた。



時間が,なくて、中には、入らなかったが、この駅舎は、日本最古なのだという。



今の駅舎のデザインも、似ているが、元のデザインを摸したのだろう。
半日ほどだったが、見どころ満載で、楽しめた。
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