かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

ROCKSHOW

2013年05月20日 | The Beatles
rain今日は、梅雨みたいな天気だった。梅雨が大事なのはわかるけど、もうちょっと五月晴れを味わせて欲しい。



今夜は、六本木で、ROCKSHOWを見てきた。

ROCKSHOWと言っても、知らない人がいるかもしれない。PM&WINGSの、1976年のUSツアーを映画化したものだ。
ベタな名前だが、まさにこの名前にぴったりの構成になっていて、アンコールの、HI,HI,HIや、SOILYなど感涙ものだ。Lady Madonnaや、The Long Winding Roadなど、従来のビデオ映像では見れないパフォーマンスも、満喫できる。

もう40年近く前のコンサートだが、とにかくかっこいい。ビートルズは、卒業していたとはいえ、まだ若いPMが、歌いまくる。ピアノで、シャウト。ベースのカッコよさは、天才的。

限定放映だったので、パンフレットなどないと思ったら、売ってたので、ゲット。
そのパンフレットによると、1976年のコンサートにもかかわらず、日本での上映は、1981年。道理で、映画を見た記憶がないわけだ。当時、新入社員で、音楽どころでは、なかった。
ただ、日本のみ、欧米ではカットされていた7曲も上映されたたのだという(その部分だけ画質が落ちたそうだが)。
2回も、日本でのコンサートをキャンセルした(特に、2回目は、来日時に逮捕されてしまったのだからひどい)、PMの償いだったという。
この7曲のブート映像を加えたロックショウ完全版なるブートもあるのだという。

その後ビデオが出て、私も持っているが、音はいまいち、画像も、いまいち。
今回、カットされた曲も加えられ、映像も、音も、見違えるほどになった。
映像については、ピンボケや、遠景のものは、限界があるが、音は、ひじょうにいい。
特に、映画館だから、5.1CHが生きる。観客に交じって、コンサートを楽しんでいるような錯覚に陥る。
そんなに客はいないのではないかと思っていたのだが、8割は、入っていただろうか。
1曲毎に、悲鳴は起きないものの、拍手が起こる。

WINGSのまさに絶頂期の映像が、こんな形で、見れるとは。
映画の最初には、PMが、このコンサートの想いでを語る。シアトルのコンサートは、当時の観客記録で、流石のPMも、ドキドキしたそうだ。Silly Love Songsが、ヒットチャートを上っていくタイミングのツアーだったそうで、回を重ねる毎に、盛り上がり度が増したそうだ。
最後に、携帯のスイッチを切ってね!などと笑わせる。
このインタビューは、今回再発されるコンテンツに含まれるのかな?

BDも近日中に発売される予定で、ロックに興味のある方は、是非見て欲しい。
今のロックショウの原点がここにある。それまでは、ただ歌うだけで、ショウ的要素は少なかったもんね。
CDの方も、再発予定(つまんないことだけど、Over USAをゲットした時、生まれて初めてコンタクトをつけた直後だったので、ジャケットがやたらに大きく見えたのを、覚えている)。
いずれも、昔、少ない小遣いを工面して、INGで、GETしたものだ。
コメント
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