法輪寺からまたしばらく行くと、法起寺がある。斑鳩三塔の内の一つである国宝三重塔を有する。日本最古の三重塔だそうで、聖徳太子が建立した7寺の一つ。世界遺産にも指定された。仏像等は、特に見るべきものはなく、この三重塔とそれをとりまく田園風景、花々を味わうお寺だ。バス通りからも近いので、バスからも三重塔が眺められる。
それからさらに先に行くと、わびの寺としても有名な慈光院がある。雰囲気は、京都風だが、江戸時代初期の建立で、他のお寺とは、まったく歴史が異なる。茶道の石州流の本家ということで、お茶をいただいたり、精進料理も味わえる。
手入れの行き届いた庭園や、書院造りの部屋や、味わいのある茶室など、ゆったりとした日本らしさを味わうことができる。
でも、この雰囲気を味わいたいのなら、やはり京都かな?