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かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

Bahrain

2008年12月02日 | Europe・Middle East・Africa

AOLダイアリーが無くなるとのメールが来た。他のサイトに無料で移行できるそうだが、インターネットの老舗AOLにブログサイトが無くなるというのは、やはり寂しい。時代は変わる。思えば、AOLで、生まれて初めてのアドレスを取得したのは、もう10年以上も前だ。



バーレーンは、ペルシャ湾(=アラビア湾)に浮かぶ小島だが、独立国だ。かつては、中東の金融センターとして名を馳せたが、今は、ドバイにその地位を奪われた。
ただ、サウジアラビアに近い利点はまだ残されており、多くの企業が事務所を構える。
サウジアラビアとバーレーンは、20km以上もあるコーズウェイで結ばれており、イスラム教の戒律の運用がやや緩いことから、サウジアラビア人の息抜きの場にもなっている。
写真の左奥に伸びるコーズウェイが見えるだろうか。
橋の途中に国境があるのだが、24時間以内に、バーレーンを出ることから、トランジットビザ(SR20=約600円)で、入国できた。通常の短期滞在ビザは、USD15だ。
サウジアラビアに入るのは、たいへんだが、出るのは、簡単だった。どっと肩の力が抜けた気がした。
バーレーン国際空港は、バーレーン島と別の橋でつながる小島にある。生まれて初めて飛行機に乗って海外に出た時、トランジットした思い出の空港だ。空港内を行き来する人たちの出で立ちで、海外を強く意識した瞬間だった。



首都マナーマには、奇抜なビルがたくさんある。インドネシアのバリ島の割れ門のデザインを思い起こさせるこのビルには、発電用風車が3つ備え付けてあるが、回る様子もなく、このビル自体もまだオープンしていない。まず、これでは、風車の方向の変え様がないような気がするのだが。



このツインタワーもユニーク。



ただ、近くで、横から見ると、へんてこりんな間抜けなツインタワーなのである。



これらの新しいビル群は、埋立地に建てられており、その奥には、すぐ人口の海岸線が広がる。

バーレーンには、二つ見どころがある。ひとつは、中東の第一号油井で、ここから、中東の石油の歴史が始まった。WWⅡ後の話だ。ここには、時間がなくて行けなかった。



もう一つが、この世界遺産であるカラート・アル・バーレーンだ。といっても、かなりさびしい世界遺産であったが。
ものの本によると、4000年前に人が住んでいた形跡があるのだそうだ。
ディルムン文明と呼ばれ、メソポタミアとインダスをつなぐ中継貿易で栄えたらしい。そういった意味では、4000年たった今とそう変わらない。



ただし、今見れる城壁は、16世紀に、ポルトガル人が残したものだ。歴史的価値はそう高いものでもない。



昔の住居跡が復元されていたが、これとて、想像で復元されたものだろう。



遺跡そのものよりも、遺跡から見たマナーマの街並みが面白かった。まさに、古代と現代のコントラストだ。



遺跡から見たアラビア湾も美しい。



見学コースの脇にある発掘現場の方が、それらしかったのだが。

コメント
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