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醍醐寺は、伏見区醍醐地域(山科に近い)にある広大なお寺だ。874年に開かれた上醍醐と、その50年後に開かれた下醍醐があるが、下醍醐の一部のみ訪れた。元々は、空海の実弟について真言宗の修行を積んだ聖宝(しょうほう)が開山したという。
このお寺を有名にしているのは、豊臣秀吉が花見を催し、再興したことも大きい。
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そのお庭があるのが、三宝院。これは、大玄関。中は、撮影できないが、豊臣秀吉が自ら設計したというだけあって、見事なお庭である。秀吉が聚楽第から運んだ石もある。
表書院が国宝になっているが、階段状に三段の広間が連なっており、下段は能舞台になり、上段から見下ろせる。
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この唐門も国宝に指定されている。
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同じ下醍醐でも、仁王門より先は、別料金になる。仁王門は、工事中で覆われており見れなかったが、金堂は閑散な中、ゆっくり見れた。ご本尊は、薬師陀如来である。豊臣秀吉の命により、紀州(和歌山県)から運び込まれたもので、金堂自体も、同様に移築されたものである。
その向かいに、やはり国宝の、五重塔があるが、中は、見ることはできない。こちらは、951年に建てられたもので、創建当時のものである。
霊宝館はクローズしており、上醍醐にも行けなかった。
春の桜の季節に、またゆっくり訪れてみたいお寺である。