かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

ハマの謎とき。

2008年02月16日 | Yokohama ( Japan )
HDDVDが撤退を検討中という。昔、ベータ VS VHS の戦いを見たことのある世代にとっては、既視感がある光景だが。SONYは、これでお返ししたことになるのか。競争社会というのは、厳しいものだとつくづく思う。



横浜開港資料館で、ハマの謎とき。という企画展が催されている。最近、ここの企画展にはずぅっと行っているような気もする。

地図というものは、ロマンをかき立てるものだと思う。昔は、近所の絵地図を熱心に書いていた気もするし、結構横浜古地図の復刻版も持っている。
この展示会は、横浜の古地図と、今の横浜と比べて、謎ときをする企画だ。

今の横浜駅は、まさに、海の真ん中にぽつんとあったことがわかる。来年150周年を迎える横浜港も、150年前は、単なる砂浜だったこともわかる。そして、昔、ここはなんだったんだろうなと思っていたところの正体もわかった。
普段は、地図なんてと思って何げなく使っているが、時間がたつと貴重な歴史の記録になる。横浜も、この数十年の間にでさえ、どれだけ変わったことだろう。

謎解きの一つに、中華街は、なぜ斜めか?というQがある。風水の影響などと昔聞いたことがあるような気もするのだが、真っ赤な嘘。それらも含めて、150年足らずの横浜の移り変わりを目の当たりにすることができる。
展示している地図の復刻版が全部入手できると、にわか横浜近代史研究者が増えて面白いのだが。

本当に(奈良、京都、鎌倉に比べると)短い歴史の横浜だが、日本が、西洋文明を受け入れてからの歴史においては、最先端かつフルカバーの港町であり、それはそれで、たいへん興味深い。
コメント
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