曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

日本で最も美しい蝶のひとつ ミヤマカラスアゲハ

2015年05月02日 | 日記

今日の花

庭の花

 


 この一週間くらい家の周りやみかん畑にカラスがいません。別にそれがさみしいわけではありません。作物にいろんな被害を与えるカラスはいなければいない方が良いのです。2・3日前カラスがいないわけが分かりました。安下庄の東の端の方を安高と言いますがそこの海岸近くにカラスが集まっていたのです。昨年もこんなことがあったので私にはすぐにそのわけは分かりました。海岸の砂浜にイワシがうち上がるのです。そのイワシを食べようとカラスやトビがたくさん集まるのです。海岸にうち上がったイワシはたいへん美味しいので人間もたくさん集まってきます。昨日その拾ったイワシをもらったお隣さんからおすそ分けで我が家もいただき食べましたが大変おいしくてこれならカラスも放ってはおかないだろうと思いました。なぜイワシが砂浜に上がって来るのかというと海の中ではイワシはスズキに追われているのです。そのスズキを釣ろうとして岸にはルアーと竿を持った釣り人がいっぱい来ています。1メートル近い大きなスズキが釣れるらしく連休と重なってますます釣り人が多くなるのではないでしょうか。食物連鎖の縮図を見るようで複雑な気持ちでした。私も食物連鎖の頂点に立つ一人としていわしをいただきました。我が家の犬や猫もおこぼれを頂戴してたいそう喜びました。

 


海岸近くの倉庫の屋根でイワシの来るのを待つカラスとトビ

 

 


とてもきれいなミヤマカラス

 

ミヤマカラスアゲハは赤いツツジが好きなようです。白い花で吸蜜するところはほとんど見ませんでした。