goo blog サービス終了のお知らせ 

曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

魚をさばく

2018年09月23日 | 日記

今日の蝶

ツマムラサキマダラとトウワタ  あまり見慣れない蝶と花ですがツマムラサキマダラはトウワタの葉を食べて育ちます。

 


 魚釣りは人間の持つ狩猟本能をくすぐるのか釣れると確かに楽しいです。子供から大人まで男女を問わず楽しめますし、野外のリクレーションとしては手軽で、釣れた魚は美味しくいただくことができます。私に釣りの話をさせると夜が明けてしまいますので、その話は置いておいて、釣った魚は新鮮なうちに処理しなければなりません。釣りたての新鮮な魚は一番美味しくて簡単な調理方法はやはりお刺身でしょうか。大きいアジを1匹とマダイの片身をお刺身にしました。そして30㎝くらいのタイは我が家ではタイ飯にします。昔遊漁船の船頭さんが船の上で作ってくれるタイ飯がとても美味しかったのでその作り方を教えてもらい、いまだにタイ飯を作り続けています。美味しいタイ飯を作るためには鮮度の良い天然のタイが必要です。でも釣りをしなくなってからは仕方がないのでお店で売っている養殖のタイでタイ飯を作ってみたこともありますが天然タイにはかないません。料理には材料の良さは欠くことはできませんね。

せっかく釣れた魚は上手に調理して美味しくいただきましょう。

 


今夜釣れた タイとアジ

 

これくらいあればちょうどよいです。

夕方釣れた大きめのアジは回遊しているので夕方の一時期しか釣れません。そして小アジはそこに居付いているので上手く釣れば夜通し釣れることもあります。

食べごろのタイですね。

タイをさばきます。片身だけお刺身用に

残る骨つきの片身は内臓をきれいにとって鱗を丁寧に落とします。

このままでは炊飯器に入りませんので二つに切り分けます。

これを冷蔵庫のチルドに入れて一晩寝かせます。

 

アジの塩焼きもすきです、なかなか美味しいですね。

 

一番簡単で美味しいお刺身 タイの切り身で鯛茶漬けもおいしいですね。

 

その他の小アジは三枚におろしてアジフライ用に作りました。

 

 


14夜の月と夜釣り

2018年09月23日 | 日記

今日の月

中秋の名月を明日に控えた小望月  明日の天気予報では月見は望めそうもありません。私のお月見は海で魚を釣りながら眺めることが多いような気がします。この時期は暑くも寒くもない快適な季節ですし、みかんの仕事も一息つける時期なのでアジなどを釣りによく出かけます。

 


 今日は連休の中日ゆえ釣り場は人でいっぱいだろうなと思いながらも、月見の魚釣りは今日しかないと出かけてみました。予想通り近場の波止は何処も人でいっぱいです。しかたなく夕方の月の出の写真だけ撮って帰ろうかなと思いましたが釣りへの未練も捨てきれず、帰り道の途中以前よく釣りに行った荷揚げ場をのぞいてみました。以外にも沢山の人が釣りをしていました。広い所なので私一人くらいは入れるだろうと車を入れました。以前、ここは釣り禁止の立て札が立っていたのでしばらくの間ここへ来たことはなかったのですが、みんな釣りをしているのなら私もいいだろうと「みんなで渡れば怖くない」で、ここで釣りと月見をすることになりました。

 


お月見と魚釣り

 

一番右の赤い電機浮きが私の仕掛けです。お隣さんは本格的な夜のアジ釣りのようで発電機を持ってきて海面を明々と照らしています。そこしか空いていなかったのでその隣へ入ったのですがお隣さんの集魚灯で釣らせていただくことになりました。

夕暮れ時の第一投めで私の竿に方の良いアジが来ました。26~27㎝の刺身によい大きさです。気を良くした私は更にタナ下を下げて2投めです。間もなくアタリがあってアワセると良く引きます。チヌかなマダイかなと思いながら慎重に上げると30㎝ほどのマダイでした。これで今夜のおかずは出来上がりと、月を眺めたり写真を撮ったりの余裕です。その後暗くなると20㎝ほどの小アジがポツポツと釣れましたが8時になると竿をしまいました。

 

14夜の月を幾望の月とか待宵の月とか小望月などいろいろあるようですがいかがですか。名月を待ち焦がれて昨夜の13夜も月の写真を撮りました。でも明日の15夜はきっと雨かもしれません。それでも酒宴を開いて月の見えない夜空を眺めながら飲むのものん兵衛にはまた良い名月なのかも。

 

帰り道浜辺でのお月見

 

今夜の釣果

 

結局釣りに行きたかったのか月見に行ったのか、どちらでしょうか。


アサギマダラのシーズンとなりました

2018年09月23日 | 日記

今日の果物

くり  我が家にはほんの小さな栗園があります。私が30代のころ植えた栗の木は数年で実をつけるようになり、栗の木が盛りの頃には毎日コンテナにいっぱいの栗が拾えて食べきれませんでした。その頃には大島にイノシシはいなかったものですから木から落ちたくりの実はみんな私のものでした。昨年も書いたと思いますが、夜の間に落ちた栗は朝までに全部イノシシが食べます。昼間にはさすがのイノシシも出てきませんから昼間落ちた栗は夕方拾いに行って私のものとなります。お互いに半分こでここ数年はやって来ましたが、今年は夏の暑さがこたえたのか栗は近年にないほどの不作ですから半分こはちょっとつらいですね。イノシシの方も半分こは辛いから全部よこせと言っているかもしれません。

 


 9月も下旬になりました。北日本で夏の間繁殖したアサギマダラがこの時期にはもう南へ向かって下り始めているはずです。今日彼岸の中日に帯石観音へ彼岸花を見に行くと、真っ先にアサギマダラが飛んでいるのが目に入りました。アサギマダラの飛んでいるのを見て秋だなあと感じました。人によって秋を感じささせる物は違うと思いますが、私の様な蝶マニアには夏の間いなかったアサギマダラが戻って来たことがすごく秋を感じさせます。

ただ今日出会ったアサギマダラは北国から帰って来た蝶ではありません。翅は少し破れていて長く生きていることを表しています。アサギマダラは蝶の中でも飛びぬけて長生きの出来る蝶でして、半年くらいは生きるものがいます。今日出会ったオスのアサギマダラは春に大島で生まれたか、または南の島で春に生まれてここ大島まで北上してきて夏を大島の山で過ごしたものと思われます。10月になって北の方から下って来たアサギマダラの群れと合流して、この蝶はまた南の島へ帰って行くのかもしれません。

今の時期、山の方へ行くと白いヒヨドリバナが良く咲いています。このヒヨドリバナの品種は良くわからないのですが、アサギマダラはそれほど好まないようでこのヒヨドリバナに吸密に来るアサギマダラをめったに見ません。今日もヒヨドリ花よりセンダングサの方が良いのかそちらの方にいました。

今飼育しているアサギマダラが羽化し始めました。これから12月まで秋季の発生で次々と生まれてきます。北で生まれたアサギマダラの群れと一緒になって南を目指して飛んで行くのでしょうね。

 


帯石観音のアサギマダラ

 

近寄ってみると翅は破れ古い個体です。夏の暑い間は繁殖しませんので秋の繁殖が始まって新しい新鮮なアサギマダラが出てくるのはもう少し先でしょうか。

 

白いヒヨドリバナ

 

ヒヨドリバナとフジバカマは同じ仲間ですからもっとアサギマダラがやって来ても良いと思うのですがあまり見たことがありません。なぜでしょう。

 

今日生まれたばかりのアサギマダラ

明日には羽化する蛹

成長途中のアサギマダラの幼虫

 

 


彼岸花 その2

2018年09月23日 | 日記

今日の果物

極早生みかん  一昔前なら青みかんと言うのでしょうか。今年初めて食べてみました初物です。みかん屋さんなのにね。青みかん香り広がる部屋の中。

 


 私の所の裏山である嵩山の中腹に帯石観音と呼ばれている山寺があります。そこの彼岸花がきれいなので毎年のように彼岸花の時期には写真を撮りに行きます。今年も数日前から気になっていたのですがなかなか行けず、彼岸の中日の今日ようやく行ってきました。標高の高い所なので里の彼岸花より早く咲いたらしく少し盛りを過ぎていました。住職さんも忙しいのか珍しく草刈りがしてなくて夏草の中に彼岸花がのぞいていました。まあそれはそれで夏草に負けじと咲く彼岸花で別の風情がありました。全国には彼岸花の名所は沢山ありますが、大島にはまとまって咲く所はそれほどありません。

 


帯石観音の彼岸花

 

積む石に昔をしのぶ彼岸花 

 

 夜と昼長さ同じや彼岸花

 

 彼岸花私と海が見えるかい

 

 石を組む何のためにと彼岸花