豚骨劇場

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アメリカン・ギャングスター

2008年02月29日 12時31分49秒 | シネレポ2008
解説: 1970年代のニューヨークを舞台に実在した伝説のギャング、
フランク・ルーカスの半生を描く犯罪サスペンス。
『グラディエーター』の名匠、リドリー・スコット監督がメガホンを取り、
しがない運転手から麻薬王にまで上りつめた男の一代記を骨太に描く。
主演はオスカー俳優のデンゼル・ワシントン。
彼を追う刑事を同じくオスカー俳優のラッセル・クロウが演じる。
型破りなギャングスターの知られざる実像、多くの有名アーティストによる
ゲスト出演などに注目。(シネマトゥデイ)

あらすじ: 1970年代の初頭のニューヨークで、ハーレムを牛耳っている
ギャングのボスの運転手をしていたフランク・ルーカス(デンゼル・ワシントン)は、
ボスの亡き後、東南アジアの麻薬を密輸する計画を決行する。
時に横暴ともいえる強引なやり方で財力をつけたフランクは、マフィアにも
一目置かれる麻薬王として街に君臨する。
(シネマトゥデイ)



なかなか骨太で見応えのある社会派ドラマでした。

リドリー・スコット監督に、オスカー俳優二人が揃ったら,
さすがひきつけられるものがあります。

それにしても、悪徳警官の横行ぶりは驚くばかりです。
マフィアを食い物にしてるのが、まさかまさかの警官だとは。

果たしてデンゼル・ワシントンとラッセル・クロウがいつ衝突して
どんなバトルを繰り広げるかと思ったら、最後の最後。
しかもしかもラッセル・クロウの真の目的は麻薬王の逮捕ではなく・・・思わずしびれました。

しかし、二人が対面してからの展開はえらく早く、エピローグ的な描き方で
終わってしまったのはちょっと残念。

長さを感じさせない、なかなか見ごたえある作品でした。