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「藤子・F・不二雄ミュージアム」

 時々思いついて、ブログパーツに何かいいものはないか?と調べてみるのだが、『藤子・F・不二雄ミュージアム』からの、『カウントダウンブログパーツ』というものを見つけた。「ミュージアムオープンまでのカウントダウンとともに、 F先生のマンガのひとコマを表示してくれます」とあったので、早速貼ってみた。

 本日6月6日のF言葉は、「だれにもきげんの悪いときはあるもんだ」と正太君が言えば、オバQが「そりゃまあそうだけど」と答える他愛もないものだけど、箴言めいて妙に心に残る。これと言った理由もなく、何となく不機嫌な日というものは誰にでもあるだろう。そんな日にどう過ごすか、どう他人と上手くやっていくかが社会生活を営む人間にとっては大事なことなんだよ、とQ太郎が教えてくれているような気がする・・。

 しかし、この『藤子・F・不二雄ミュージアム』とはどんなものだろうか?その設立趣意をHPから引用してみる。

『長年、川崎市多摩区に住み、子どもたちのために数多くのまんがを描き続けた藤子・F・不二雄は、川崎市文化賞を受賞するなど、川崎市とは深い縁がありました。
藤子・F・不二雄夫人の「藤本の作品を応援してくれた子どもたちへ恩返しをしたい」との想いから、このミュージアム計画が生まれ、藤子・F・不二雄の作品世界やメッセージを、原画などを通じて、幅広い世代に伝えていく文化施設として誕生しました』

 なるほど、「オバケのQ太郎」「パーマン」「ドラえもん」「キテレツ大百科」など数々の名作を生み出した藤子・F・不二雄だけに記念館が今までなかったのが不思議なほどだ。
 このミュージアムは7つのコンセプトからできているあそうだ。すなわち、

【まんが】原画の魅力に直接触れ、作品を心ゆくまで味わい、大人も子どもも、「まんが世界」の楽しさを感じてもらえるミュージアム。
【遊びゴコロ】藤子・F・不二雄の「遊びゴコロ」に触れて、大人も子どもも笑顔のミュージアム。
【SF-すこしふしぎ-】藤子・F・不二雄流の「SF -すこしふしぎ-」を体験できるミュージアム。
【コミュニケーション】親子、家族、友だち、そして町の人々みんなと楽しく一緒に育てていくミュージアム。
【新しい発見】ここでしか見ることができない、原画展示や映像。訪れた人の好奇心を満足させる何度も来たくなるミュージアム。
【自然】周りの自然と共存し、季節を感じるミュージアム。
【ホスピタテリティ「おもてなし」】訪れた人が気持ちよくすごせる「心地よい」ミュージアム。

 このミュージアム、川崎市の持つ公共施設らしいが、財政難の折、批判も少なからずあるかもしれない。しかし、いくら財政が逼迫したとしても文化を楽しむ心のゆとりは持っていなければならない。藤子・F・不二雄大全集を集めている、ドラえもん好きの娘もきっと同意見だろう・・。
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