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ヤシ博士

 こんなサイトを見つけた。サタケという食品加工機械を製造している会社らしい。
 そんな機械は私には無縁のものであるが、その会社の元の社長さんが「ヤシ博士」だったと聞くと、俄然興味が湧いてくる。 

『南国情緒を感じさせる植物の代表といえばヤシ。
そんなヤシの魅力にとりつかれ、趣味が高じてヤシ研究の権威となったのが2代目社長・佐竹利彦です。
彼が発見した新種のヤシは「サタケンチャ・リュウキュウエンシス」という学名が付けられ、彼が残した研究成果は今もなお学術資料として活用されています。
また彼が収集したヤシコレクションの数々は、サタケ広島本社ビルに併設されたヤシ園に植栽されています』

 立派な温室が写真に載っている。「いいなあ・・」とため息が出るばかりだが、このヤシ博士、ヤシに関してはかなり造詣が深いようだ。その一端としてヤシの分類表が載せてあるので、以下に引用してみる。

『ヤシの分類』
ヤシは葉の形で大きく2種類に分けられます。手のひらのような形のものを「掌状葉」、鳥の羽のような形のものを「羽状葉」といいます。さらにヤシは11亜科29族253属3333種に分類されます。佐竹利彦はこの分類をまとめたことでヤシ研究の権威となったのです。それにしても「3,333種」というのはとても覚えやすい数ですよね。
【掌状葉】
オウギヤシ亜科・・・・・ ダブルココナットヤシ、ラタンヤシ
コウリハ亜科・・・・・・ ビロウウチワヤシ、ワシントンヤシ、カンノンチク、シュロチク、シュロ
ウロコゴヘイヤシ亜科・・ テングサケヤシ、チャボテングヤシ
【羽状葉】
トウ亜科・・・・・・・・ タイヘイヨウゾウゲヤシ、サゴヤシ、ヒメトウ
フェニックス亜科・・・・ カナリーヤシ、ナツメヤシ
アレカ亜科・・・・・・・ ヤエヤマヤシ(サタケンチャ)、ビンロウジ(アレカヤシ)ケンチャヤシ、ダイオウヤシ、
             タケヤシ、トックリヤシ、キャベツヤシ、ニセダイオウヤシ亜科 ニセダイオウヤシ
クジャクヤシ亜科・・・・ クロツグ、サトウヤシ
ゾウゲヤシ亜科・・・・・ アメリカゾウゲヤシ、ブラジルゾウゲヤシ
ココヤシ亜科・・・・・・ ココヤシ、ハリクジャクヤシ、アフリカアブラヤシ、ジョオウヤシ
ニーパ亜科・・・・・・・ ニーパヤシ

 私が持っているヤシは赤く示してみたが、まだまだ少ない・・。自分としては結構頑張って集めたつもりだったが、とんでもない話だった・・・。
 ちょっと悔しいが、今はもうヤシを買う時期ではない。今持っている物を無事冬越しさせることの方が大事だ。少しでも暖かい環境を作ってやらねば!!






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