ここ数年、海外局とのQSOが増えてきたためか、隔月でJARLビューローから届くQSLカードにも、ボチボチと海外局から送られてくる分が増えてきた。
データ欄だけのシンプルなカードもあるが、カラーQSLカードの割合が、昔より増えていることに気がついた。検索エンジンで「QSL PRINT」を入力すると、カラーQSLカードを印刷を引き受ける海外サイトが多数見受けられる。昨今の円高の影響もあり、価格も日本のQSL印刷業者と比べて、安いところが多いようだ。また、各局のブログを拝見すると発注実績も多くあり、旨く利用されている。
最近は、白紙カードにインクジェットプリンターで”気まま”に印刷して、QSLカードを作成していたが、インク代も高い。ここは一発、カラーQSLカードを作ろう!と思い立ち、QSL印刷業者のサイトを巡ってみた。その途中、検索エンジンの広告欄で、幾つか国内の一般の印刷会社が広告を出しているのに気づいた。試しにハガキ印刷で値段を調べてみると、思ったより安い。幾つかの印刷会社の価格を調べ、一番手ごろそうな「プリントパック」に絞り込み、見本の発送を依頼。
宅配メールで送られてきた資料やサンプルを見て、QSLカードを作るイメージが沸いてきた。 「プリントパック」が京都市内の西院にあることも判り、いざとなれば、阪急京都線に乗って行けば店頭で相談できるかもと思い、見積を依頼することにした。
見積条件は、
・ サイズ : たて90mm×よこ140mm (いわゆるアメリカンサイズ)
・ 色数 : 表\4色 裏黒1色
・ 用紙 : ミラー上質(表\面ミラー/裏面上質)180g
・ 部数 : 2000部
・ページ数:上記サイズの一枚に両面印刷
・営業日コース(納期):7営業日
・アプリケーションoffice系(Exel・Word・PowerPoint) →入稿のデータ形式
であったが、1回目の回答では、予算オーバー。。。
用紙変更によるコストダウンの提案を「プリントパック」にお願いしたところ、数日してから、幾つかの提案が返ってきた。その中で最安だった下記の内容での発注を決定。
・ 品名 : QSLカード
・商品カテゴリ:リーフレットチラシ
・納期 :6営業日
・ページ数 :2
・印刷方法 :オフセット
・サイズ :A6変形(92×129~105×148)
・指定サイズ :140×90
・色数 :表4色裏スミ1色
・紙の種類 :アートポスト180
・加工 :トンボ仕上がり断裁(ご注文サイズでお納め)
・印刷部数 :2,000
価格は全て込みで11200円也。但し、アートポストでは紙表面がツルツルのため、インクジェットプリンターでの印刷には適さないと思われる。しかし、いまだに紙ログを愛用しており、QSLカードが手書き発行の場合が大半なので、特に問題ないと判断して、この用紙に決定した。
QSLカードのデザインは、パワーポイントで作成。そして、「プリントパック」のページで紹介している「中間ファイル」に変換。ページ上で発注した後、パワーポイントと中間ファイルのデータを宅配便で送付して、指定の口座に入金した。
その後、幾度かの製作状況の進行メールが届き、ついに・・・
今朝、届きました。250枚/束でビニールに梱包されており、梱包状態は良好。
表面の写真の仕上がりは良好。一方、裏面のデータ欄は、文字の一部が入稿データと比べると、若干、異なる感じで仕上がっていた。これは、「プリントパック」のページでの注意に記載されていたフォントやサイズの影響によるものと思われる。実用上はまったく問題ない。
アメリカンサイズのカラーQSLカードが、約5.1円/毎で印刷できたので、割安感がある。今回は、コストを追及したがインクジェットに対応した紙もあるようなので、また検討してみたいと考える。また、紙サイズを一般のハガキサイズにすると、もっと安くできそうだ。
そういえば、検索エンジンで「プリントパック QSL」を入力すると、既に利用されている諸OMのブログやページを見つけることができた。「うーん、さすが・・・・。」