KANHAM2007でのDXCCフィールドチェックを利用して、DXCC申請を行うことができた。
DXCC申請方法については、これまで雑誌等を読み、相当、手間がかかるものと思っていたが、実際にDXCCフィールドチェックを利用すると「あれ?」と思うぐらい、簡潔に申請ができて驚いた。
以前よりフィールドチェックの存在は知っていたが、チェックしていただける交信に条件があった。しかしJARLメールマガジン第33号(2007年4月20日号)にて条件が緩和され、10年以上前の交信もOKとなったことを知り、それをきっかけとして申請準備を始めた。 とは、言えども実際に書類を書き終えたのはKANHAM開催日の未明。。。。
(仕事優先。。。。。)
【準備1】 「情報収集」
例の如く、インターネットのHPやBLOGで申請された事例を読む。
「おや?思ったより、新しい情報が少ない・・・・。検索の仕方が悪い??」
【準備2】 「フォーム入手」
申請フォームと最新のDXCCリストをARRLのHPより入手。
申請フォーム: http://www.arrl.org/awards/dxcc/dxccapp.pdf
DXCCリスト: http://www.arrl.org/awards/dxcc/ のページの下の方にあり。
申請フォームを印刷。レコードシートは申請QSO数に合わせてコピーを用意。(私の場合、手書き申請でしたので、相当余分にコピーした。)
【準備3】「QSLカード選択」
交信データ欄をチェックして、書きなぞりや誤解をうけそうなQSLカードを省いて選択。
【準備4】「申請書及びレコードシート記入」
JARLのHP http://www.jarl.or.jp/Japanese/1_Tanoshimo/1-2_Award/dxcc/dxcc.htmにある、http://www.jarl.or.jp/Japanese/1_Tanoshimo/1-2_Award/dxcc/qsolist_sample.pdf とhttp://www.jarl.or.jp/Japanese/1_Tanoshimo/1-2_Award/dxcc/appli-sample.jpgを参考にして記入。
申請書に書く申請者のサインだが、今回はアルファベットのサインを記入した。
以前、米国でFCC試験を受験した際、受験申請書に漢字のサインをしたのだが、「漢字のサインだと本当にあなたのサインか判断できない。」と言われたことがあるので、それ以降、この手のやつには、アルファベットのサインをしている。(当たり前だろ!といわれそうだが・・・・)
今回、申請書、レコードシートを全て手書きした。癖字に注意して記入。エンティティ名は、DXCCリストに記載されているものをそのまま記載。
申請書の申請費用欄は空欄にしておいた。実をいうと、DXCCフィールドチェックは、QSLカードのチェックだけであり、申請書を預かってARRLに送付していただけるとは思ってみなかった。チェッカーの方に如何ほどの費用を記入しておけばよいか尋ねるつもりだったので、空欄としていた。結果的にはフィールドチェックでは正解だった。
とにかく誤記のないように何度も見直しした。
【DXCCフィールドチェック】
KANHAM会場のDXCCフィールドチェックの部屋に行くと、チェッカーの方と申請者と思われる方が会話を楽しみながら、作業されていた。 うーん、どうやってチェックをお願いすればよいのだろう?? よくみると部屋に入口近くの机に、よくレストランの入口にある順番待ちのため名前を書くシートのようなものがあったので、チェッカーの方に尋ねたところ、「時間がかかるので覚悟してくださいよ。QSLと書類を机上に置いてもらっていいですよ」とのことだったので、QSLと書類を置いてお願いした。
時間がかかるとのことだったが、実際には会場を一回りして順番待ちの状況を確認するために戻ってみると、既にチェックは完了していた。おおおお! さっそく申請費用の処理をするということで、チェッカーの前に座り、審査証を発行していただいた。
申請費用は
フィールドチェック手数料 : 1000円
DXCC申請料 :1440円(12ドル)→ 私はARRL会員なので。。。
DXCC郵送料 :960円(8ドル)
合計3400円でした。
当初、DXCC申請料を22ドルと記入されていたので、え!確か12ドルだったはずじゃなかったかなぁと思いながら申請料に尋ねてみると、チェッカーの方は大変親切に内訳について説明してくれました。やはりARRL会員なので12ドルでOK。
QSLカードを返却していただき、申請完了!!!
最後にチェッカーの皆様から、祝福の言葉をいただき、「また来年も申請してください」という温かい言葉を受けた。
スムーズに申請することができ、改めてチェッカーの皆様に御礼を申し上げたい。
唯一の失敗は、、、、
あ!しまった! 申請書とレコードシートを手元保管用にコピーするのを忘れていた!!!
注意)この記事にはまだ誤記がある可能性あります。今週末でも改めて文章をチェックします。)