今日で6月も終わり、はや1年の半分が過ぎたことになる。心理的な時の流れは、暦年齢に反比例するというが、このところ特に月日の経つのが早く感じられる。7月2日は半夏生、夏至から数えて11日目になり、この頃は半夏という薬草が生える頃と言われている。半夏生は白い花を咲かせ、ドクダミに似た独特の匂いを出す。また、葉が白く変化するところから「半化粧」とする説もある。
今年は平年より12日も早く梅雨入りしたが、もう梅雨明けしそうな気配である。九州南部は早々と梅雨明けし、連日の猛暑にはうんざりである。24日には埼玉県熊谷市で39.8度、昨日は山梨県甲州市で38.5度を記録し、熱中症で倒れる人が続出した。節電を気にしながらの熱中症対策も大変だ。
梅雨時期の花は白い花が多いようだ。半夏生しかり、夏椿、クチナシにユッカ、ハマユウも白があるが、庭にはピンクが咲いている。この時期の代表的な花はなんと言ってもアジサイだ。萩も赤色であるが涼しそうな花をつけ、秋の色と少し感じが違うようだ。キンシバイも濁りのない黄色い花を咲かせ、花々を見ていると梅雨のうっとうしい気分も癒される。花の魅力の何と凄いことよ。
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