23日(月)姫路市内の小学校の卒業式が一斉に行われ、前之庄小学校の卒業式に来賓として参列した。卒業式の流れは、例年と変わりなく、卒業証書が児童一人ひとりに、学校長より授与され、最後に卒業生が舞台前に整列して、校歌や6年間の思い出、別れの言葉を述べ、在校生からは送る言葉があり、その間プロジェクターで入学式から運動会、卒業旅行等の主な行事、児童のスナップ写真の映像が流され、式を盛り上げていた。式場に入ってまず感じたことは、広い体育館が、がらんとしていたことであった。今年の卒業生は47名と少なく、これからも少子化の影響もあり、ますます児童数は減少傾向にある。前之庄小は、かって町内で一番児童数が多かった時期もあっただけに、隔世の感がある。
今年の卒業式は、孫の卒業式とオーバーラップし、取り分け感慨深いものがあった。孫も今頃、姫路市立船場小学校で卒業式を迎えていると思ったからである。孫の成長は早いなと、つくづく思う。それだけ、こちらは年をとっている証拠でもある。
現職の時は式辞を考えるのが大変であった。タイムリーな話題も入れ、生徒に感動を与えるような式辞は、なかなか難しいものである。卒業式のシーズンになると、高等学校5校、小学校に来賓としてよく参列したものである。中には感銘を受けた卒業式もあり、参考となることも多々あった。
卒業式の歌も時代と共に移り変わり、かっては「巣立ちの歌」「贈る言葉」等がよく歌われた時もあったが、今は埼玉県の中学校で生まれた、「旅立ちの日に」がよく歌われているようである。我々の年代は、やはり『蛍の光」「仰げば尊し」がなつかしく思われる。昨年の鹿谷中の卒業式で、久しぶりに聞いて良いなあと思った。
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