今日は日本列島がこの冬一番の寒気にすっぽりおおわれ寒い日となった。気温は軒並み氷点下を記録、日本海側では大雪になり、この辺でも5,6センチの積雪となった。
何でもペルー沖の太平洋赤道付近で海水温度が低くなる、ラニーニャ現象で、偏西風が蛇行し、北極からの寒気が入りやすくなっているのが原因らしい。今月中は気温の低い日が続くようである。
近年の暖冬に慣れてしまっていたので、この寒さはこたえる。昨年の猛暑の時は寒い方がまだましだと言っていたが、こんなに寒いと暑い方が良いように思うようになるから、人間は勝手なものである。
雪が舞う中、裏山に登って行くと、竹林や檜、杉の枝に積った雪が風に飛ばされ、猛烈な吹雪の中にいるような錯覚を憶える程だった。上から前之庄の町並みを眺めると一面の雪景色が、時折顔を出す日射しに反射し幻想的な風景が広がっていた。
こんな寒い日でも山に登ると少し汗ばむようになり、体が芯から温まり何とも爽快な気分になる。
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YouTube: 高英男 雪の降る街を 1976
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