立春前後は暖かい日が続き、北陸地方でも昨日、春一番が吹きほっこりした気分になっていたが、今日は一転小雪が舞う寒い日となった。このようにして三寒四温をくり返しながら暖かくなっていくのであろう。こんな日でも山でチェンソーを使い木を伐採していると、少し汗ばむよい心地になってくる。手を休め木陰に目をやると、日当たりの良い所で藪椿が2,3輪ひっそりと咲いていて、心和ませてくれる。裏山には百本近い藪椿が自生していて、大木も2本あり3月に入ると一斉に花開き椿の山と化する。
藪椿は日本原産の花木で、北海道を除く太平洋岸に自生していいて、日本海側では雪椿と言われる。椿の種類は多く、庭にも白い椿が咲いているが、品種は分からない。いま盛りの山茶花との違いは、椿が花弁が基部でつながっていて、咢を残して丸ごと落ちるが、山茶花は花弁がバラバラに散る。椿の中にも花弁がバラバラに散る「八重散り椿」という品種がある。我が家の庭にも大木があり、4月頃に満開になり、花びらで一面赤い絨毯を敷き詰めたようになる。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます