三枝草日記

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猛暑と台風

2018-08-24 13:53:23 | 四季・天候

 台風20号が姫路市に再上陸し足早に去って行ったが、台風一過とはならず、まだ蒸し暑さが残っている。それにしても今年は台風の発生が特に多いようだ。これは昭和42年の39個に次ぐ多さで、まだ8月なので昭和42年を上回るかも知れない。今年の暑さも記録ずくめだった。22日には兵庫県豊岡市で39.1度を記録し観測史上最も暑い日となった。昨日は二十四節気の処暑であったが新潟県胎内市で40.8度を記録し北陸地方としては初めての暑さとなった。今年は40度以上の気温を観測したのは全国でのべ17回と多く、姫路市でも猛暑日が19回あり平成6年の17回をすでに上回り観測史上最高となっている。8月下旬の二十四節気の頃になると暑さも少し落ち着く頃と言われるが、今年は一向にその気配は感じられない。8月15日の雨以降朝晩涼しい風が吹き秋の気配が感じられ期待を持たせたが、また暑さがぶり返してきたようだ。こんな猛暑の中、熱中症や夏バテもせず何とか乗り切れたのも普段の節制と鍛錬の賜物かも知れない。

 お盆も過ぎ忙しさから解放され少し気持に余裕もでき、ふと庭に目をやると4本の百日紅が今を盛りと咲き誇っていた。夏から秋にかけて約100日間咲き続けるのでこの名があるようだ。「百日紅 ややちりがての 小野寺」与謝蕪村「散れば咲き 散れば咲きして 百日紅」加賀千代女 「炎天の 地上花あり 百日紅」高浜虚子などの句がある。