フェイスブックにはほぼ毎日投稿しているが、ブログは忙しかったので随分久し振りになる。今日全国高校野球も東海大相模の45年ぶりの優勝で幕を閉じた。高校野球が終わると夏の終わりを感じる。23日はもう24節気の処暑、朝晩次第に冷気を覚える頃と言われる。今年の大会は高校野球100年の節目の大会であった。6日の開会式では王さんの始球式に始まり、注目の早実・清宮選手や関東一・オコエ選手が出場したこともあって何かと話題の多い大会となり、特に清宮選手が出場する早実の試合は第1試合目より満員札止めとなった。15日間の大会期間中も好天に恵まれ1試合も順延されることはなかった。孫たちも6日の開会式と14日にも朝、早くから甲子園に出かけ清宮選手のホームランを間近で見られ満足そうであった。
それにしても今年の夏は暑かった。東京では8日連続、京都でも12日連続の猛暑日を記録し、真夏の強い日射しが降り注ぐ暑い日が続いていたが、10日の雷雨でやっと一息つき、大分しのぎ易くなってきた。14日のお盆には久し振りに家族が揃い賑やかな夕食となった。嫁は14日に銀行の仕事があり13日の午後の新幹線で帰ってしまったので、一緒に食事は出来なかった。お盆ぐらいゆっくりできないかと思うが宮仕えの身では仕方がない。高2の孫も部活が始まるので16日午後5時伊丹発の飛行機で、息子は17日に小5の孫と最後に車で、それぞれ別々に帰って行った。孫たちも甲子園の野球観戦やUSJへ行ったり結構夏休みをエンジョイしたようだ。
超忙しかったお盆の月も一区切り、少しは骨休めができると思っていたが、今日も千客万来の慌ただしい1日であった。後期高齢者の身でよく頑張っていると思う。不思議とそんなに疲れは感じないが、少し経ってから蓄積疲労の症状が出てくるかも知れない。秋になると東北地方の源泉かけ流しの温泉でオーバーホールしたいと思う。湯治には乳頭温泉、新玉川温泉、夏油温泉、藤八温泉、蒸の湯温泉、須川温泉あたりが良いと思う。行けるかどうかも分からないので、夕食は手作りのシャリアピンステーキでささやかな慰労会をした。外食すると慰労会が疲労会になってしまう時もあるので、疲れている時は家で食べるのが一番休まる。帝国ホテル伝統のシャリアピンステーキに使う肉はランプ肉なのでフィレの半額以下で済む。スープは帝国ホテルの景品で貰ったもので、野菜も何でもあるのでリーズナブルで美味しい。今日は思いがけずかっての同僚が訪ねて来て暫し昔話に花が咲いた。一週間後の食事会(鉄板焼き)の誘いもうけた。退職して16年にもなるのに気にかけてもらって有り難いことだ。しかも女性ばかりの会なので楽しみ倍増、夏の終りの良い気分転換になりそうだ。
この時期、庭の百日紅(サルスベリ)が次々と咲き9月頃まで咲き続ける。樹皮がツルツルしていて猿でも滑りそうな事が名前の由来らしい。実際には簡単に登ってしまうそうだ。「炎天の 地上花あり 百日紅」 高浜虚子