早や師走に入り1週間経った、すぐにクリスマスや正月がやって来そうだ。年を重ねる毎に時の経過が早く感じられる。昨日は24節気の大雪であったが、師走に入り穏やかな日が続いていて有り難い。今週は雨の後寒くなりそうなので、身体を大切(大雪)にしたい。
昨日、年末恒例のベートーヴェン「第9交響曲」の公演が姫路文化ホールであった。第9に行くのは随分久し振りであったが、在職中同僚であった池内先生の息子さん(東京藝大大学院在学中)がソリストとして舞台に立たれ、鹿谷中に勤めていた時の保護者で町会議員をされていた方も第9合唱団に入られていて、そんな縁でチケットを買った。座席はS席の最前列であったが、オケは後列の方が全体を見渡せて聴きやすい。フジ子・ヘミング モスクワ・フィルの時もフェスティバルホールの最前列であったが、舞台が大きいので更に聴きづらかった。先月、大阪フェスティバルホールであったウィーン・フィルのアンコール曲の「エグモント序曲」が今日も最初に演奏された。ウィーン・フィルは交響曲チクルスだったので、ベートーヴェンを堪能して、今年の聴き納めとなった。
もう年賀状を作成する時期になり、昨日より年賀状の作りに取り掛かった。フェスティバルホールや東京歌舞伎座の杮落しの写真を取り込んで、パソコンのJIS漢字の規格には「柿」と「柿」(こけら)の字形が区別されていないことが分かった。「柿」の旁は「亠十巾」で5画、「杮」の旁は縦棒が上から下まで一直線で4画になる。日本語は海の如く広く深いとつくづく思った。国語担当の専門家の話しも聞いてみたいものだ。文化庁の12年度国語調査でも「噴飯もの」など本来の意味でない誤用が多いようだ。朝日新聞の日曜版に語彙・漢字力検定の問題が出でいて挑戦しているが、紛らわしくて難しい問題が多い。