三枝草日記

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半夏生

2013-07-03 14:52:45 | 四季・天候
 
 昨日は夏至から数えて11日目になる半夏生であった。今日の神戸新聞に姫路市本町にある「好古園」のハンゲショウの写真が載っていた。ハンゲショウはドクダミ科の多年草で、名前の由来に、この頃に葉を染めるという説や、葉の半分が白くなる様子から「半化粧」とする説があるようだ。この時期、白いハマユウを浜辺でよく見かけるが、赤いハマユウが咲くようになった。不思議なことに、植えた記憶も特にないのに株が毎年増えている。梅雨の時期に咲く代表的な花は紫陽花であるが、沙羅「夏椿」もこの時期に開花する。今年は例年より遅く、すっきりとした白い花を咲かせている。早春に花を愛でたと思っていたら、梅の実が熟し先月末に収穫した。今年の実は粒ぞろいなので、うめ~梅酒、梅干しが出来そうだ。梅雨の由来についても諸説あり、梅の実が熟す頃に降る雨という説もある。
 この頃は、草が茫々と生えてきて草刈り、草むしりに追われる毎日であるが、雨の日は何となく落ち着く。ゆっくり落ち着いて読書をする余裕もなく、「積ん読」になってしまっていたが、百田尚樹の「海賊とよばれた男」を取り出した。これは石油元売会社「出光興産」の創業者・出光佐三とイランから石油を輸入した「日章丸事件」をモデルにしたドキュメント小説である。平成13年の本屋大賞も受賞し、安倍総理も愛読し面白かったと語っていた。読み始めると結構面白く、上巻をいっきに読んでしまった。本を読んでいると、難しい漢字や熟語、故事成語に出くわすことがある。その都度出来るだけ辞書で調べることにしているが、間違って覚えていることもある。日本語は海のように広く、深いとつくづく思う。そういえば今月は文月でもある。こんな文章も国語の専門家が読んでいると思うと忸怩たる思いだ。誰が読んでいるのかな?最近、小学校でも英語を教えるようになったと聞くが、日本語(国語)こそしっかり教えるべきだと思う。
 雨の日には結構することもあって、まだ先の事と思っていた鹿谷中第8回同窓会の案内状を出す時期も迫ってきた。先週久しぶりに鹿谷中に行き、当時の木造校舎の写真を探し、校歌をCDに入れてもらった。当日は校歌と唱歌「ふるさと」をBGMで流し「思い出のアルバム」をプロジェクターで放映したいと思っている。うまく出来るかな?
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