JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

丹後西国霊場巡り②

2021-07-26 | 御朱印めぐり
丹後の西国霊場巡りの続きです。

それでは府中駅へ。ブラタモリの天橋立編で紹介された通り、かつてこの付近に丹後国の国府が置かれていたそうです。ケーブルカーと休日のみ運転のリフトがあり、リフトは待たずに乗れます。

リフトに乗ってみます。

6分で傘松公園に到着。絶景です。

この傘松公園から成相寺までは徒歩20分かバス7分です。このバスは往復720円(入山料別)ですが400円に割引となります。

バスの背後にある建物はバスの車庫のようで、丹海バスの社章が掲げられた古い建物です。ずっと以前からこの登山バスを運営していたことが分かります。


バスだと本堂下まで行ってくれます。

西国28番の成相寺は橋立真言宗の大本山です。真言宗は明治以降に分派や独立が相次ぎ、主な宗派だけでも16あり、さらにこちらの橋立真言宗のような小宗派も乱立しておりややこしいことになっています。

成相寺は704年に真応上人が開いたとされています。元はもっと高い場所にあったものの1400年の山崩れで現在地に移転しています。本堂は1774年の完成で本尊は聖観音、美人観音の別名を持ちます。

本堂内には左甚五郎の龍があり、こちらは撮影OKとなっています。

成相寺の御朱印と御詠歌です。

成相寺は境内の展望台で「美人茶屋」を開いており、いわゆる「オタ絵」のキャラクターを起用するなど一風変わったこともやっているようです。時間がないのでこちらはパス。バスの時間となりましたので傘松公園に戻りましょう。帰りはケーブルカーにします。

1927年に開業、1944年に戦時体制で廃止されるものの1951年に復活しています。小型で輸送力が限られるため1964年にリフトが追加されています。車内に冷房がないので暑かったです。

府中駅に到着。大谷寺とは反対側に籠神社がありますのでお参りします。

彦火明命を主祭神としており、崇神天皇の代に天照大神が大和の笠縫から遷座し、4年間を過ごしたとされます。

その後天照大神は伊勢に遷座し伊勢神宮となったため「元伊勢」と呼ばれています。

本殿の様式は伊勢神宮と同じで、山陰道では最高の社格を持つ神社として崇敬を集めてきました。

籠神社の御朱印です。


籠神社の御朱印が混雑で15分待ちとなったので時間の余裕がなくなり慌てて一宮桟橋に戻ります。

天橋立からは西舞鶴経由で松尾寺に向かいます。次の列車は12時16分発。本数が多くないので急いで駅に向かいます。

名物の「知恵の餅」すら買えずでした。

途中の宮津で7分停車となり、コーヒースタンドで売っていた「ピンと餅」と購入。

「阿闍梨餅」みたいなぷにぷに食感のお菓子でした。


次回に続きます。
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